戦争交響楽 音楽家たちの第二次世界大戦 朝日新書

中川右介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022736598
ISBN 10 : 4022736593
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
追加情報
:
397p;18

内容詳細

クラシック音楽の本場ドイツに誕生したヒトラー政権。多くの音楽家たちはその時代に翻弄されることになる。独裁体制から逃れるために亡命した人、一方で祖国に留まり政権の宣伝塔となった人…。ドイツ陣営、非ドイツ陣営に二分された音楽家約100人による錯綜する幾重もの物語。

目次 : 第1部 大序曲 一九三三年/ 第2部 夏の祭典(一九三四年―音楽への干渉/ 一九三五年―軍拡の始まり/ 一九三六年―祭典への暗い影/ 一九三七年―祭典での激論/ 一九三八年―ウィーン陥落/ 一九三九年―前夜)/ 第3部 戦争の情景(“見知らぬ国と人々から”―ドイツ、ポーランドー侵攻/ “不思議なお話”―奇妙な戦争/ “鬼ごっこ”―電撃戦/ “おねだり”―パリ陥落/ “十分に幸せ”―バルカン半島の制圧/ “重大な出来事”―独ソ戦開始/ “トロイメライ(夢)”―レニングラード包囲戦/ “暖炉のそばで”―スターリングラード攻防戦/ “木馬の騎士”―ノルマンディー上陸作戦/ “むきになって”―パリ解放/ “怖がらせ”―迫るソ連軍/ “眠りに入る子供”―ベルリン陥穽/ “詩人は語る”―戦後)

【著者紹介】
中川右介 : 1960年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。2014年まで出版社アルファベータ代表取締役編集長として、「クラシックジャーナル」や音楽家・文学者の評伝などを編集・発行。クラシック音楽、ポップス、歌舞伎等の評論・評伝に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ハッキリ言って、書き手は、良く分かってい...

投稿日:2020/10/14 (水)

ハッキリ言って、書き手は、良く分かっているなのだろうが、読む方(読者)側からだと、分かりにくい下手くそな書き方だ。例えば、「フィルハーモニー」と一言で書き流しているが、「ベルリン・フィル」か、「ウィーン・フィル・ハーモニー」か、他の地方の「オーケストラ」か文脈で読み取らねばならずわかりにくくしている。

カニさん さん | 兵庫県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鉄之助 さん

    第二次世界大戦のとき、世界の著名音楽家たちはどんな行動をとったのか? を演奏記録と共に克明に綴った好著。1933年のヒトラー政権奪取から書き起こし、ワーグナーの聖地・バイロイトが「ドイツの国威昂揚の場」となったのに対し、オーストリアのザルツブルクが反ナチスの「自由の砦」に。ダイナミックな時代の流れを音楽界を舞台に、よくまとめてくれた。共にドイツを代表する、フルトヴェングラーとカラヤンの確執はどこから生まれたのか、も興味深かった。斯界に造詣の深い中川右介ならではだった。

  • harass さん

    ナチスドイツの台頭から戦後までの世界大戦で巻き込まれる音楽家たちを描く。名盤で名が残る名演奏家指揮者たちが大量にでてきてクラシックファンにはオススメ。個人的に好きで興味のある分野、戦史とクラシック音楽の本で期待して手にとったのだが淡々とした教科書のような記述はすこし退屈に感じた。新書一冊にまとめたこと自体が大したものなのだが。フルトヴェングラーは結局ナチスに利用されるようになったが、十数人の愛人がいて面倒をみていたそうでそれでは身軽に動けないだろう。若く野心に満ちたカラヤンはヒトラーに嫌われてしまう。

  • 本木英朗 さん

    政治と軍事が一体化した恐るべき権力が、文化や芸術に対し統制を図り始めた時、どれだけ多くの人々が本来持った才能と果たすべき役割を捨てねばならないのか。そのあらましを、クラシック音楽と第二次大戦に焦点を絞った歴史ドキュメンタリーが本書だ。記述はあくまで淡々としているがゆえに、その陰にあったであろうドラマに思いを寄せることができる。とりわけフルトヴェングラーの、自己の信じる芸術を守るために時代に翻弄されたその姿には、同情を禁じ得ない。批判されるべき点があるにせよ、彼の音楽に対する誠実さは損なわれるべきではない。

  • どら猫さとっち さん

    第2次世界大戦、作曲家や指揮者、演奏家たちは、過酷な戦火のなかどうやって生き抜いたのか。動乱を生きた巨匠たちの激しくも悲しい、壮大なドラマがこの一冊にある。クラシック音楽の発祥の地・ドイツは、ヒトラーによってナチスの支配下にあったというのは、芸術においても悲惨なことだった。そして、イタリアもロシアも、独裁と戦火のさなかにあった。本書を読むと、クラシック音楽観が違ってくるだろう。

  • おだまん さん

    第二次世界大戦を生きたたくさんの音楽家たちのドキュメンタリー。戦争の中でも思ったいたよりコンサートが行われ、聴衆もいたことに驚きでした。「戦争でも音楽は必要なのだ。」しかし、ここに出てくる著名な数々の音楽家たちはやはり運がよかったのだということも分かった。あとがきにもありましたが、戦争で亡くなった人々の中に将来大音楽家になれた可能性のあった人はどれくらいいたのでしょう。自分が無知だっただけに、少し、音楽の聴き方も変わるかもしれないくらいインパクトがありました。

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人物・団体紹介

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中川右介

1960年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社勤務の後、アルファベータを設立し、代表取締役編集長として雑誌『クラシックジャーナル』、音楽家や文学者の評伝や写真集の編集・出版を手がける(2014年まで)。その一方で作家としても活躍。クラシック音楽への造詣の深さはもとより、歌舞伎、映画、歌謡曲

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