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マグノリアの森 読書の時間

中川なをみ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784251044822
ISBN 10 : 4251044827
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

緑一色の森の中に、くっきり白く浮かび上がる森。それが祖父の宝物、マグノリアの森だった。なぜその森が宝物なのか?卓は、祖父やアズサと山の仕事を通して、自然を大切にする日々を送り新しい自分を見つけはじめる。

【著者紹介】
中川なをみ : 山梨県生まれ。日本児童文学者協会会員。『水底の棺』(くもん出版)で日本児童文学者協会賞受賞

白石ゆか : 紙版画、イラストレーション作品を中心に個展、グループ展などで作品を発表しながら、パッケージのイラスト、書籍、雑誌などの挿し絵で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よこたん

    “「ぼくはずっと、神経質だって言われてきた」「そんなん知らん。けど、あんたは神経質やない。そんなええもんとちゃう」” 喘息持ちのため、親の中国への転勤に同行せず、奈良の祖父宅で暮らすようになった少年の成長譚。自然に囲まれて徐々に元気なっていく姿は『アルプスの少女ハイジ』『秘密の花園』を思い起こさせる。スギ・ヒノキが伐採された跡に、亡くなった祖母が好きだった白い花の咲く木々を植え続ける祖父が魅力的。夕暮れ時にぽうっと浮かび上がるようなマグノリアの白い花々を想像するだけで、うっとりするし、何だか泣けてくる。

  • 菱沼

    知人が貸してくれて。わりとありがちな、可もなく不可もない物語。おじいちゃん(おばあちゃん)と孫の、ほんのわずか非日常の生活を描いた児童文学は、すでにいろいろあるのではないかと思う。

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