Product Details
ISBN/Catalogue Number
:
ISBN 13 : 9784480015433
ISBN 10 : 4480015434
ISBN 10 : 4480015434
Format
:
Books
Release Date
:
May/2012
Content Description
この世の悪は、一人ひとりがその行いを改めれば払拭できるものだろうか?自然災害に見舞われ、多くの人が苦しめられているとき、そこに悪の問題はないのだろうか?孔子や孟子、荘子、荀子などの中国古代の思想家たちも、悪という問題に直面し、格闘してきた。清代にいたるまでの、そうした悪をめぐる哲学的思考を辿りなおし、その可能性と限界を描き出す。悪にあらがい、その残酷さを引き受け、乗り越えるための方途を探る哲学の書である。
目次 : 第1章 君子の悪と小人の悪/ 第2章 無善無悪/ 第3章 天と人―災異と天譴/ 第4章 性は善である/ 第5章 礼について/ 第6章 荘子と非倫理/ 第7章 性は悪である/ おわりに 想像力のレッスン
【著者紹介】
中島隆博 : 1964年生まれ。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授。中国哲学・比較思想史を専攻。論文「『荀子』における“正しい言語の暴力とそのほころび”」などで第一回中村元賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
Customer Reviews
中国哲学への興味が深まる
投稿日:2013/10/04 (金)
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