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ニセモノはなぜ、人を騙すのか? 角川oneテーマ21

Seinosuke Nakajima

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784047101067
ISBN 10 : 4047101060
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2007
Japan

Content Description

骨董の世界に限らず、データ捏造、耐震偽造など現代社会はニセモノばかり。ニセモノに共通する特徴や、ニセモノを作り出す人間の共通項を鑑定士の長年の経験から分析。ホンモノを見抜く目を養う1冊。

【著者紹介】
中島誠之助 : 古美術鑑定家、エッセイスト。1938年、東京生まれ。古伊万里磁器を世に広める。79年「南青山骨董通り」を作詞、これが東京・青山の“骨董通り”の由来になる。テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」に出演、鋭い鑑定眼と歯切れのよい江戸っ子トークで人気者に。「いい仕事してます」の名文句で96年度のゆうもあ大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Aya Murakami

    三条寺町ホームズにて紹介されていたのでアマゾンで購入した本。 世間ではあまり語られないニセモノの世界。思う存分堪能できました。特にとある企画でニセモノ買いあさった苦労話は傑作でした。ニセモノなのに競りで値段が吊り上がっていくところとか…。

  • Kentaro

    世の中には、ニセモノが実に多い。掛け軸の九十%はニセモノだといわれているし、焼き物も八十%がニセモノだといっていい。「これを買ったら、儲かる」という言葉をちらつかせ、エサを相手の目の前にぶら下げれば、相手は期待通りに食らいつく。ニセモノであっても、生まれたときには罪がない。ひっかけようとする人間の行為に罪がある。噓にひっかかるのは、「ひょっとして儲かるんじゃないか」という、人の欲があるから。ホンモノなら一千万円もする品物が二百万円ですと言われれば、しめた!と思う心が、人間の欲であり間違いのもとなわけだ。

  • 菜花@ほのおかくとう協会門下生

    再読です。やっぱり中島先生、いいな〜。自分もニセモノに騙されたことがありながらも、それでもニセモノがない人生は詰まらない、「ウェットでユーモアに富んでいんければいけない」と宣う。この言葉は、とあるお方が女性についてつらつらと書き留めた本にも書いてありました。後者の方は嫌いなのですが、一つのことを突き詰めると、人間の深みとして同じところに行き着くのですね。

  • 定年(還暦)の雨巫女。

    《私‐図書館》ニセモノか?本物か?目利きになるための参考になりました。本物をたくさん見て感性を鍛えていきたい。

  • さっちも

    「世の中には、ニセモノが実に多い。掛け軸の90%はニセモノ、焼き物も80%がニセモノだといっていい」という書き出しで始まる。グーっと鷲掴みにされたまま、ニセモノに引っかかる心理、掴ませる手口、ニセモノを平気で売る骨董業界の裏側などが語られる。では、どう勉強すれば偽物にひっかからないのか、、、学術的な勉強か。そうではないらしい。恋愛みたいに一度信じたものを否定できずに、肯定の根拠を積み上げてしまうから。人生観や日本人論まで話が拡がり説得力があり実に面白い。骨董に対して絶望の書で救いの書になっている。

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