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だから優しく、と空が言う

中島未月

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569774107
ISBN 10 : 4569774105
Format
Books
Release Date
December/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Habu ,  

Content Description

からっぽで降りてきて、からっぽで帰ってゆくだけ。何も持たずに空から、空へ。写真家・HABUの美しい空の写真と、中島未月の五行歌のコラボレーション。大切な人に送りたい、心の優しく寄り添う写真詩集。

【著者紹介】
中島未月 : 大阪府在住。コピーライター。五行歌人。神戸薬科大学卒業。製薬会社勤務を経て、メディカルコピーライターに。主に、現代人の心をテーマとした広告を数多く手がけている

Habu : 1955年生まれ。東京都在住。写真家。慶應義塾大学商学部卒業。10年間サラリーマンを経験、のちに写真家に転身。以来、「空の風景」をテーマに世界各地を撮影、数多くの作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすらぎ

    本を読むときは、何かを感じたくて、何かに気づきたくて手に取ります。無意識に偶然出会える本もあります。時には、自分自身に微かな答えがあって、その共感を得たいから、記憶のなかにあるはずの本を探し、求めている言葉を見つけてホッとすることもあります。…人に優しくできることって幸せなことなんだ。優しくできる人が近くにいるってことだから。誰かに優しくされたいって思うより、誰かのためにいたい。それは自分次第で出来ること。人にはいろんな関係性がある。付かず離れず、簡単なようで一定の距離感を取り続けるのは難しいみたいです。

  • しいたけ

    誰にとっても「孤独」が人生のテーマなのだなと思う。「ひとりぼっち」ではない。「ひとり」。すっきりと、条件も言い訳も慰めもつけずに、ただ「ひとり」。「いとしいものを/いとおしく/手放しながら/生きることの/意味を知る」手放してなお、前を向く人の背が、震えていることに気づく。「だから優しく、と空が言う」

  • 夜長月🌙新潮部

    空の風景が美しい写真家のHABUさんと中島未月さんの短文によるコラボ作品です。「だから優しくと、空が言う。さびしさをあいまいにしてあの人も生きている。」心に秘めている寂しさ、悔しさ……。一点のくもりのない人なんてきっといない。「負けない私でいよう。誰かではなく自分の心に。」自分でここだけは守ろうという線を引く。誰が見てるのでもない。自分が見ているだけ。

  • ケロコ

    大好きなHABU氏の写真に美しい詞が乗る。彼女の詩は前向きで強い意志がある。挫けそうになったときに、一筋の光が見えるような感覚だ。そこにいけなくても、美しい風景が見れる写真集に触れ、ザワザワしていた心が安らいでいく。

  • はちてん

    病中のせいか「癒されたくてしょうがない症候群?」に陥った自分。感想の評価が良かったこの本で癒されるぞ!と手に取った。五行詩と空の写真のコラボレーション。この頃暇なせいか空を見上げることも多くなったから興味はある、けど、どこかで見たという感じ。五行詩は癒やしより勇気付けかな、正直なところ自分にはすれ違ってしまう作品が多かった。詩や写真は受け取る側の時々で変化するから、現状の自分にはピンとこないだけだろう。再読するかは不明だけれど。お好きな方ごめんなさい。

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