Books

おでかけ料理人 佐菜とおばあさまの物語 文春文庫

中島久枝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167922610
ISBN 10 : 4167922614
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

米沢から江戸に出てきた一家の出張料理を頼まれ、ふるさとの味で喜ばせたいと張り切る佐菜は「鯉のうま煮」の作り方を調べるが…一方で今は離れて暮らす4歳の弟の様子が心配でたまらない。知恵者のおばあさまは、お能「菊慈童」からヒントを得て救ってくれるか。懐かしい味は人の元気の源!大好評のおいしいシリーズ第2弾。

【著者紹介】
中島久枝 : 学習院大学文学部哲学科卒。食と料理をテーマに、雑誌や単行本の企画・構成・編集、ウェブサイト、イベント企画なども行い、2013年時代小説『日乃出が走る 浜風屋菓子話』でポプラ社小説新人賞特別賞受賞。ポプラ文庫より小説家デビュー。2019年「日本橋牡丹堂 菓子ばなし」シリーズと『一膳めし屋丸九』で、日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろしシリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • おしゃべりメガネ

    シリーズ第2弾です。前作にて主要な登場人物は大体かたまったので、本作はすいすいと読んでいけました。前作と比べるとだいぶテンポが良くなっているかなと。前作では大半の登場人物が少し地味だった気がしますが、本作では主要なキャストはだいぶキャラが安定してきてます。料理人「佐菜」と博識な「おばあさん」さんのコンビは絶妙で、本作でも「おばあさん」は相変わらずの厳しさでした(>_<)。それでもちゃんと主人公「佐菜」はかなり成長していますね。周りのメンバーにも恵まれ、これからの展開もますます楽しみなシリーズとなりますね。

  • タイ子

    おでかけ料理人の佐菜の元にぼちぼちながら出張料理の仕事も入ってきた。普通、料理人は魚の下ごしらえから入って焼き、煮物料理になるんだけど、佐菜に限って魚の下ごしらえが苦手という、この辺りはかつてはお嬢様だったんだなって思わせる。佐菜の義母にあたるお鹿が作る唐辛子が人気が出て商売繁盛は良かったが、縁を切ったはずのお兄さんが病でお鹿が面倒を見るハメに。お鹿の息子の市松に見えるみっちゃんという名の女の子。子供ながらに胸に抱える寂しさが切ない。鯉のうま煮、穴子すし、分厚いかき揚げ、栗ご飯、どれも美味しそう!

  • 猿吉君

    おでかけ料理人2作目、今回は海老のかき揚げが物語も楽しくお料理も美味しそうでした。@佐菜さんの周りの人達にも少しずつ変化があるのは良いのですがほっこりだけじゃなくて悲しい事もあったりしてはらはらします。A子供二人はたくましく育ってほしいです。B恋愛要素はもっとあってもいいかも。点数80/100→とにかくわさび入り七味唐辛子が欲しくなります、サクッと読めるので通勤本として次作も読みます。

  • ひさか

    2024年8月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ2作目。鯉のうま煮とだし、穴子すし、ねぎと桜えびのかき揚げ、二八そば、菊づくしと栗ごはん、の5つの連作短編。義理の母お鹿と弟の市松を気にかける佐菜が健気だ。佐菜の祖母が力を貸してくれるところが、楽しい。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    「おでかけ料理人シリーズ」第二巻。「ふるさとの味で元気になる」あまり悪人が出てこないので、安心して読むことが出来るシリーズです。義母のお鹿さんも、お店から出て行った理由も聞けば納得ですし。おばあさまと仲良しの友人が出来たのが意外です!佐菜のお相手が気になります。佐菜の作る料理は、ホント美味しそうです。私も作ってみたいと思う家庭料理です。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items