ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人 角川文庫

中山七里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041063576
ISBN 10 : 4041063574
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
352p;15

内容詳細

”どんでん返しの帝王”が放つ、社会派ミステリ!人気シリーズ第三弾!

少女を狙った前代未聞の連続誘拐事件。身代金は合計70億円。捜査を進めるうちに、子宮頸がんワクチンにまつわる医療界の闇が次第に明らかになっていき――。孤高の刑事が完全犯罪に挑む!


【著者紹介】
中山七里 : 1961年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    図書館の新刊コーナーでみつけて読みました。中山七里、『切り裂きジャックの告白』に続いて2作目です。複数犯も結末も予想出来ましたが、旬の社会派ミステリとして愉しめました。厚労省は、新薬の認可には過剰に慎重で時間をかけるのに、問題が発生した場合の対応の遅さは何故でしょうか?子宮頚がんワクチン薬害問題の早期解決を願います。こんなことをしていたら、なおさら出産する人が減少し、少子化対策何て絵に描いた餅になってしまいます。

  • SJW さん

    犬養刑事がまた活躍するストーリー。子宮頚がんワクチンを受けたことにより記憶障害を患った15歳の少女が街中で拐われてしまう。その後、ワクチン推進派の医師の娘、その他5名の少女が誘拐される。犯人のプロファィリングとしてワクチンの関係者が考えられるがなかなか犯人を絞り込めずに苦しむ犬養刑事に同情してしまった。自分達の利益のためなら被害者に気のせいだと説明し、自己保身する厚労省や製薬業界が癒着するという許せない構図には腹が立った。小説なので誇張もあるだろうが、昨今の厚労省の不祥事を見ているとさもありなんと考える。

  • イアン さん

    ★★★★★★★☆☆☆ドイツの伝承をモチーフとした刑事犬養隼人シリーズ第3弾。記憶障害を患う少女を皮切りに、計7人の少女が誘拐された。その後「ハーメルンの笛吹き男」を名乗る犯人から70億円を要求する声明が届き…。医療を絡めた社会派ミステリだが、リアリティよりエンタメ性を重視した構成となっている。子宮頸がんワクチンの副作用で実際に記憶障害の症例があることを初めて知った。巻末に「この作品はフィクションであり、実在の個人、団体とはいっさい関係ありません」とあるが、厚労省や製薬会社の職員は面白くないだろうなと思う。

  • ナルピーチ さん

    犬養刑事シリーズ3作目。1作目に引き続き医療にテーマをおいた物語。本作では「子宮頸がんワクチン」の副反応に苦しむ少女達が“ハーメルンの笛吹き男”と名乗る人物に誘拐されてしまう。犯人の目的、そして伝えたかったメッセージとは?!犬養刑事が事件の謎に迫る。ワクチンの効能に期待を寄せる少女達の苦痛の叫びが聞こえてくる様な一冊。製薬会社に医療機関、そして政治の介入。利権を餌に金銭の収受で成り立つ医療など言語道断。どんな薬でも一定の確率で副反応が出てしまうのは理解する。その後のケアが如何に大事なのかを痛感させられた。

  • キムトモ さん

    シリーズ読破しておりませんが…一番面白かったかなぁ〜〜読書中…高村女史の「レディジョーカー」を想起してしまいました🤔レディジョーカーは名刑事合田と犯人側の風景が密度が濃い内容で読ませるのですが、今作は犯人探しにも焦点が当たっていることから一回りスケールの小さいレディジョーカーな印象が残りました…子宮頸がんワクチンってスペシャルな題材に注目した筆者に👏です👍お勧めです👍👍👍👍👍(ノ-_-)ノ~┻━┻さあ犬養刑事最終章へ

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中山七里

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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