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ナウシカアの花の色と、〇七年の風の束

中尾太一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784908568121
ISBN 10 : 490856812X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • スミス市松

    『a note of faith』の韻律を引き継ぎつつ、抒情による創痍から生じる静けさが全篇を覆う。前作が烈しい感情の光眩い反映の連続だとすれば、本作は過ぎ去った感情の残響の連続、即ちこの変奏は必然といえる。だが、このような局面に至りなおロマン的な言葉を(「世界」「時代」「愛」「詩」「永遠」を「きみ」へ)捧ぐ絶対抒情主体であり続けること、それは「骨と肉を削り笑うようにおかしくなる直喩を直球に見立てて、ただ探す打者の像を、人への信頼と取り違えても書いていく」この詩人の勇敢な立姿として私の心にはっきりと映る。

  • 第三詩集からまた雰囲気が変わって、随分穏やかになった印象。「カーディガンと栗鼠のうた」に泣きそうになった。「ほころびやあなを繕うのではなく、その上にもう一枚コートを着て冬の街に出て行く/ユリイカにきみの詩がのっているからひさしぶりのきみの詩を読みに行く」

  • 良いな、と思ったり、いやでも甘いだろう、と思ったりする。

  •  

    書き方が随分変わっている(?)と思ったんだが、松本圭二にグッと近づいているのにびっくりした。ただ、中尾太一の場合はそういう影響関係を明け透けに自己開示してゆくのが(子供の名前が「アミ」だし)天然なのか、意識的なのか、まあ、後者であろう。ただ、単純に呼んでいてゲラゲラ笑えたのがいいと思う。そういう印象を前までは持っていなかったから。そういう意味でも、やっぱり「アストロノート」期の松本に近いんだよなあ、父親になったという契機がこの二人を近づけさせているのかもしれないけど。

  • ミスター

    これは皮肉ではなく、詩を知っている人にはわかるのかもしれないが、ぼくはこの詩集に関してはよくわからなかった。ただのセンチメンタリズムでは。

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