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ISBN 10 : 4766428544
Content Description
閉塞感の払拭法から金融理論の最前線までを通観する。日本経済が長期停滞の閉塞感からなかなか脱却できないうちに、実体経済はDX、デジタル通貨、ブロックチェーンなど金融技術の発達とともに一段先へと進んでいる。どのような方法でわが国の経済的安定を取り戻すか?金融分析の精鋭たちが理論・実証両面から、中央銀行デジタル通貨、ESG投資、保険市場、法人税改革など多角的視点から現状を概観・展望する、切れ味鋭い論考集。
目次 : 第1部 金融とデジタル化(デジタル・トランスフォーメーション(DX)の現状と課題/ 中央銀行デジタル通貨と金融システム/ ブロックチェーンへの脅威―Polkadotを例に)/ 第2部 金融システムのインセンティブ構造(ファンドマネジャーの報酬体系と資産価格バブル/ 行動が将来事象に影響を与える場合の保険市場―ビジネスによる社会問題解決の試み/ ESG投資による資産選択の歪みとその解消策)/ 第3部 金融と実体経済とのリンケージ(不良債権問題の経済学/ 過剰貯蓄、低金利、金融市場改革/ 日本の法人税改革が与えた企業金融への影響)
【著者紹介】
中妻照雄 : 慶應義塾大学経済学部教授、経済学研究科委員長。1991年筑波大学第三学群(現・理工学群)社会工学類卒業。1998年ラトガーズ大学Ph.D.(経済学)。一橋大学経済研究所専任講師を経て現職
白塚重典 : 慶應義塾大学経済学部教授。1987年慶應義塾大学経済学部卒業。同年、日本銀行入行。企画局審議役、金融研究所長などを経て、2019年9月より現職。2000年、慶應義塾大学博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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