マリ&フィフィの虐殺ソングブック 河出文庫

中原昌也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309406183
ISBN 10 : 4309406181
フォーマット
出版社
発行年月
2000年10月
日本
追加情報
:
15cm,136p

商品説明

「これを読んだらもう死んでもいい」(清水アリカ)――刊行後、若い世代の圧倒的支持と旧世代の困惑に、世論を二分した、超前衛―アヴァンギャルド―バッド・ドリーム文学の誕生を告げる、話題の作品集。

内容詳細

「これを読んだらもう死んでもいい」(清水アリカ氏)とまで言われ、10代・20代の圧倒的支持をうけつつ、文学的にも異例の評価をえた中原昌也、衝撃の第一作品集。一度読んだらやめられない、二十一世紀のための文学。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。 さん

    「これを読んだらもう死んでもいい」 という煽り文句に釣られて読んでみた。 死ねない。まだ死ねない。これではとてもまだ死ねない。 ごめん、あと30年は生きてもいい。

  • ω さん

    中原昌也は天才か( ˙꒳​˙ )… ぶっ飛びまくってる。どう展開するかなんて想像したら負けです。意味も分からず振り回されまくるだけなのに、終わりはどれもしんみりしてしまう。 ラストがぶっち切れて突然終わっちゃう、結末も教訓も何もないのがいいんですよ!!!

  • とら さん

    中原昌也は5頁くらいの短編が一番面白いと気付いた。小説には色々ジャンルがあるけれども、この作品というか、作家自体が、純文学の畑に属しているという”イメージ”がやっぱりあって、そうなってくると作品の一つの表現等にも「意味」を探してしまう。絶対的にそういうものなのだが、この作品はそれが無いな、と感じた。感じてしまったから、素直に読めて、そしてただスカッとした。爽快だった。これが感想のすべてでもある。が、表現が素直だからこそ、醜い謎の生き物もテレビは平等に出さなきゃという話とか、考えてしまうこともあるのだった。

  • めがねまる さん

    まったく意味がわからない。意味なんてそもそもないのかもしれない。あるのはただ、流れるような言葉と暴力。時々ユーモア。それが素晴らしいと思う。著者は紛れもなく天才だ。天才と狂気は紙一重で、本当の狂気は毎日流れるように続く日常で、それを書きとめる言葉がこの文章になっているのだと思う。そこに美しさはなく深い思想はないけれど、音楽のように読む者の脳に染み込んで、視える景色を少しだけ変える。退屈な毎日を送る人に読んでほしい一冊だ。

  • タク さん

    再読。この時代から「小説書きたくない」詐欺をやっている人。あと踏み絵を作るのが得意で「わからないと言うとバカにされる」空気を作るのが上手。俺みたいのがこういう事を書くのも、おそらく想定済み。そして俺もそれを想定して書き、中原さんはさらにそれをry

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人物・団体紹介

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中原昌也

1970年、東京都生まれ。「暴力温泉芸者」名義で音楽活動の後、「HAIR STYLISTICS」として活動を続ける。2001年『あらゆる場所に花束が…』で三島由紀夫賞、06年『名もなき孤児たちの墓』で野間文芸新人賞、08年『中原昌也 作業日誌 2004→2007』でBunkamuraドゥマゴ文学賞を

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