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永井隆 平和を祈り愛に生きた医師

中井俊已著

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784494022380
ISBN 10 : 4494022381
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2007
Japan

Content Description

長崎から世界へ、平和を訴え続けた1人の医師がいた。2008年2月永井隆生誕100年。被爆し病床にあっても、常に夢と愛の心を失わず、戦後の日本人に感動と生きる希望を与えた、永井隆の生涯をたどる伝記。

【著者紹介】
中井俊已著 : 1959年鳥取県生まれ。長崎大学教育学部卒業後、小・中学校に23年間勤務。現在、作家・教育コンサルタントとして執筆・講演活動をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • pino

    『長崎の鐘』などの本を残した永井隆博士の43年の生涯を振り返る一冊。児童書なので、文字も大きくルビも振ってあり読みやすい。喘息、白血病に苦しみながら、多くの患者を診察し研究に明け暮れる毎日。周囲の心配にもユーモアで答える永井氏。支えた奥様も偉大だ。原爆が投下され、唯一つ残った奥様のロザリオが悲しい。永井氏は、病状の悪化後も如己堂で執筆を続ける。得たお金で図書室「うちらの本箱」を設立。病人でも生かされている意味があると、命尽きるまで、腕が動く限り愛と平和の尊さを書いた。思想、宗教、国に関わらず読んで欲しい。

  • かおりんご

    児童書。たまたま図書館に予約をしていた永井博士の本を取りに行ったら、見つけた一冊。永井博士の一生が、とても分かりやすいです。今回の長崎の旅では、永井博士まで手が回らなかったので、今度は是非如己堂に行きたいなと思いました。

  • Shoko

    学校図書室本。長年にわたり、「長崎の鐘」を読みたいと思いながら未だ読めていないところ、長男 借り本の中に見つけて、思わず手に取った。まず永井隆氏が三刀屋町出身だということに驚いた。大学から長崎に居を定めた。カトリックに入信し、奥さんと結婚。貧しい人は無料で診療し、自らが喘息に苦しむ折でも患者を優先し、往診の帰りに行き倒れるなど、医者としても人としても非常に立派な人物だったと知る。原爆投下後は生き残った者、しかも放射線医学の専門医師として記録を残さねばならないと、病いを押して鉛筆をとった。

  • ごへいもち

    永井博士の著書を読んでみたものの学術的過ぎて読めなかったので易しいこちらを。凄まじい使命感、パワーに圧倒された。合掌

  • どら母 学校図書館を考える

    勤務先で。 朝ドラにもうすぐ、「長崎の鐘」が出てくるだろうに、あまりにも知らないと思って。 私はキリスト教ではないが、宗教を芯に持つ強さを改めて感じる。

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