追跡!辺境微生物 砂漠・温泉から北極・南極まで

中井亮介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784806715719
ISBN 10 : 4806715719
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
195p;19

内容詳細

ヒトコブラクダの機嫌をそこねても、ホッキョクグマが出没していたって、微生物を探し求めて、僕は行く!厳しい環境で生きる辺境微生物の虜になった、若き研究者の探究心は止まらない。

目次 : 第1章 砂漠(サハラ砂漠で微生物ハンティング/ ラクダに揺られて ほか)/ 第2章 温泉(赤い海の住人に魅せられて/ もう一つの赤い海 ほか)/ 第3章 北極(はじめての北極圏/ いざ、スピッツベルゲン島へ ほか)/ 第4章 南極(もう一つの地球の果て/ 南極の露岩域 ほか)/ 第5章 極小(さらに小さな世界/ ものすごく小さな微生物 ほか)

【著者紹介】
中井亮佑 : 1983年生まれ。2007年、広島大学生物生産学部卒業。2012年、同大学大学院で博士(学術)を取得。博士取得後、国立遺伝学研究所で日本学術振興会特別研究員(SPD)や特任研究員などを経て、2017年、産業技術総合研究所つくばセンターで産総研特別研究員。2018年より、産業技術総合研究所北海道センターで研究員(現職)。微生物生態学を専門とし、砂漠、温泉、北極、南極など辺境に生きる微生物たちを探索する。2011年、日本学術振興会育志賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やいっち さん

    本書の感想は吾輩が語るのは烏滸がましい。細菌(バクテリア)も含めた微生物研究が近年熱い。分かってきたことも多いが未知のことも多々。  しかも、本書の最後の部分で大きな謎が提示されている。最後に来て、これはあんまり。  ところで、辺境微生物だが、人間には想像を絶する厳しい、人間には立ち入れない環境に生息する微生物という意味合いが常識的な理解。  だが、本書で、人間には厳しくても、あるいはそこで生きる微生物には最適であり、居心地がいい可能性もある 、という指摘は言われてみればなるほどである。

  • ぽけっとももんが さん

    まだまだわかっていないことは多い。というより、わたしたちはまだ何も知らない。こと微生物に関しては続々と新種が発見されているし、同じものが世界のあちこちで見つかるしまた極地や砂漠、温泉などの生命があるとは思えないようなところにも酸素のないところにも微生物は繁栄している、らしい。世の中にはいろんな研究をする人がいる。著者からも溢れるような微生物愛をひしひしと感じる。正直詳しいことはわかりませんが、でも風に乗って微生物は世界中をくまなく覆い、自分の好ましい環境でわしわしと繁殖しているのだ、見えないだけで。

  • 月をみるもの さん

    最近超巨大ウィルス( https://bookmeter.com/books/9300870 )が発見されて話題になっているが、それと対になる(フィルターで濾過されてしまうくらいの)超微少バクテリアというのもいるらしい。著者は砂漠・温泉・北極・南極といった(人間視点の)「極限」環境で未知の微生物を探していたわけだが、実はそのへんの海にいくらでもいる超微少バクテリアその名もペラギバクター・ユビークは、海の表層にいる生物の20〜40%を占めていた、、というチルチルミチルのようなオチ。

  • ふたば 11月は読書できないかもしれない。。。 さん

    小学生の時に、買ってもらった顕微鏡を使いたくて、自転車で田んぼや、用水路、水たまり、側溝などから水を採取したことを思い出した。あんなにワクワクした時間はそうはない。もちろん、研究者である著者の活動はそんなちゃちなモノじゃない。高圧や高温の場所、乾燥した場所など、こんなところにも微生物はいるんだ!!と驚きながら読んだ。超微小生物も、まだまだこれからたくさんの発見があるだろう。地球上から多くの生物が消えていく中、新たな発見があることは本当に価値のあることだと思う。面白かった!

  • 6ちゃん さん

    砂漠から温泉、果ては南北の極地まで人間には過酷すぎる環境に生息する微生物と、その生態を追う研究者のドキュメンタリー。深海や地底深くに微生物の生態系があることは知っていたが、遠く離れた地域で発見された微生物がDNA解析すると近い親戚なことが稀でないと知り、改めて「小さき生物」の広がりに驚嘆した。また代謝機能をほぼ欠く微生物と細菌より遥かに大きいウィルスがいることを知り、「生物」が益々理解に苦しむ存在に見えてきた。

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