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戦後日本のなかの「戦争」

中久郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784790710349
ISBN 10 : 4790710343
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人間にとって戦争とは何か。戦後「平和」のなかの「戦争」、戦没者の手記分析についての一考察など、戦後の「平和」な日本社会にあらわれる「戦争」を社会学的な視座から問い直すユニークな論集。

【著者紹介】
中久郎 : 1927年、京都に生まれる。京都大学大学院博士課程修了。文学博士。大谷大学、京都大学、龍谷大学教授を経て、現在は、京都大学名誉教授、愛知新城大谷大学学長。専攻は、社会学理論、社会学史、社会病理学

高橋三郎 : 現職は広島国際学院大学現代社会学部教授

青木康容 : 現職は仏教大学社会学部教授

新田光子 : 現職は龍谷大学社会学部教授

永谷健 : 現職は名古屋工業大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Toska

    戦後日本がどのように戦争を引きずったか、また引きずらなかったかという問題を基調とする、研究者11人の論集。個々のテーマは多様で、被爆後の広島における真宗寺院の再建(新田光子)や、PKOに参加した自衛隊員のモチベーション(河野仁)など様々な方向に広がっている。高橋三郎の論考によれば、戦没者の手記を読み解くには行間を読む力が不可欠だが、この点で当時の「常識」を知る同時代人に勝る者はいないという。つまり、研究者の世代が進むにつれて読解が難しくなるわけで、これは深刻な指摘と思う。

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