基本情報

内容詳細
金色の小鳥が舞い、夏芙蓉の花が咲き乱れる紀州・新宮の路地。歌舞音曲に現を抜かし若死にするという七代にわたり仏の因果を背負った、淫蕩の血に澱む一統・中本。「闘いの性」に生まれついた極道タイチの短く苛烈な生涯が、老産婆オリュウノオバ、アル中のトモノオジにより幻惑的に語られる。人間の生と死、その罪と罰を問うた崇高な世界文学。
【著者紹介】
中上健次 : 1946年、和歌山県生まれ。新宮高校卒業後上京、「文芸首都」同人。74年、『十九歳の地図』で作家デビュー。76年『岬』で戦後生まれとしては初めての芥川賞、翌年『枯木灘』で毎日出版文化賞、芸術選奨新人賞を受賞。92年、46歳の若さで逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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ノコギリマン さん
読了日:2015/07/25
ヘラジカ さん
読了日:2015/02/15
michel さん
読了日:2018/06/24
うえうえ さん
読了日:2019/03/06
かふ さん
読了日:2018/08/08
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人物・団体紹介
中上健次
1946年(昭和21年)、和歌山県新宮市に生まれる。65年、県立新宮高校を卒業後上京し、モダンジャズに熱中する。66年、同人誌「文芸首都」に加わり、小説や詩を発表する。74年、初の作品集『十九歳の地図』で注目を浴び、76年、『岬』で芥川賞を受賞。77年『枯木灘』で毎日出版文化賞を受賞する。92年(平
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