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うさぎのしま

世界文化社

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784418258260
ISBN 10 : 4418258264
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

広島県・大久野島。「うさぎのしま」で、一組の親子が白いうさぎに出会う―。「あの子のおかあさんも白い?」無垢な問いが、封印された過去を呼び覚ます。時は、第二次世界大戦へ―戦争の記憶と島の環境問題が交差する、著者渾身の一冊。

【著者紹介】
近藤えり : 1972年、神奈川県生まれ。絵本作家・イラストレーター。舘野鴻氏に師事し、絵本制作を学び直す。『なきごえがじまんのきつね』(仏教伝道協会)で、こころの絵本大賞を受賞

たてのひろし : 舘野鴻。1968年、神奈川県生まれ。画家・絵本作家。幼少期より、熊田千佳慕氏に師事。『つちはんみょう』(偕成社)で小学館児童出版文化賞、『ねことことり』(世界文化社)・『どんぐり』(小峰書店)で日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やすらぎ

    ふわふわの体毛にくりんとした瞳、真っ白なしっぽがピョンと走っていく。うさぎいっぱい人間いっぱい。小動物に癒されるため、瀬戸内海に浮かぶ島に集まっている。今は観光地になっているけど、そこで起こった戦争の記憶を忘れないために、大久野島毒ガス資料館、地下壕や工場跡などが残されている。犠牲になった生命は数え切れない。この島のカイウサギは多すぎて、食べられる自然の植物が足りないそう。人間が餌を与えて増えて、2年の寿命という。白うさぎの赤い眼差しが印象的に訴えてくる絵本。楽しさの背景に何があるのか考えないといけない。

  • MI

    タイトルから可愛らしい話だと思っていたら全然違った。「うさぎの島」と呼ばれる大久野島は第二次世界大戦中、毒ガス製造の島。毒ガスの効果を確かめるためにうさぎが実験台としてこの島に集めされ、死んでいった。この事実を多くの人に知ってもらうために描いた絵本。  現在この島にいるウサギは人が連れてきて放した外来種。島で野生化して草や木の葉などを食べていますが、訪れた観光客がエサをやり、環境資源を越える個体数になっていることが問題となっている。戦争による過去と現在は環境問題でうさぎが犠牲になって考えさせられる絵本。

  • yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん🎄🎅🎄

    表紙の白いうさぎさんが小さい時に飼っていたみみちゃんにそっくり!!!弱者を噛む狂暴なオスでした🐰うさぎ島と呼ばれる大野久島は1929年〜1944年まで毒ガスが製造され、実験動物としてうさぎが飼われていた😿今はこの島のうさぎさんたちは幸せかな?何か事件があったようですが、、、昔も今も悲しいとは、、、

  • たまきら

    大久野島、20年程前に当時は恋人だった夫と訪れました。廃墟ツアーをしてくれた研究者の方から、いかに設備が頑強な作りであるかなど主に建築と歴史的な部分を説明してもらったのですが、そんな話をしている最中にもウサギたちが足元をポッテポッテ動き回り、不思議な気分になったものです。この美しい絵本を見ながら、ああ、そうだ、私も彼らの瞳の中に戦時中の面影を見出そうとしたのだ…と気づかされました。舘野さんは昆虫の本も好きですが、まさか戦争と動物という部分でもリンクできるとは…。嬉しかったです。

  • イケメンつんちゃ

    そこまで言って委員会NP 少しは穏やかな日に 五冊のセレクション絵本 確実な目で選びました 百万選 カムニャック杯 第四弾 図書館の今日の返却の棚に とったぞー いゃーあ すっかりだまされました 朦朧体の絵 ピント感の無い絵 かわいいウサギのおはなし 瀬戸内海に浮かぶ ちいささちいささ島 たくさんのウサギたち ソダシの妹は 一番人気 ひとり駆け巡る ページをおうごとに 空気がいっぺんに変わる 思わず ムーンウォーク モンローウォーク シチズンクオーツ 絶対許せません 戦争犯罪と抵抗勢力と心強さと 黒木千晶

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