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わたしが子どもをもたない理由

下重暁子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784761272555
ISBN 10 : 4761272554
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2017
Japan

Content Description

産む。産まない。産めない。産みたかった。産まなかった。子どもを育てる。誰かと暮らす。ひとりで生きる。女の人生には、いくつもの選択肢といくつかの決断がある。子どもを産むことは、義務でも務めでもない。一つの選択だ。

目次 : 第1章 子どもを産むことは無条件で良いことなのか?(自分のものさしで「淋しいでしょう」と言う人たち/ ほんとうは存在しない「圧力」を感じていないか ほか)/ 第2章 子どもをもたない時代(五人に一人の女性が、生涯子どもをもちたくない/ 生き生きする女たち、疲れる男たち ほか)/ 第3章 家族という幻想が人を不幸にする(かつては肉親にすら気を抜けなかった/ 家族幻想の源は江戸幕府にある ほか)/ 第4章 結婚してもしなくても。子どもがいてもいなくても(他人が自分の規範となる日本人/ 放っておいてくれる東京、噂好きな地方 ほか)/ 終章 わたしが子どもをもたなかった理由(なぜ、子どもをもつ人生ではなかったのか?/ “自分の人生を生きたいから、子どもは作らなかった”(キャリアコンサルタント・44才・女性) ほか)

【著者紹介】
下重暁子 : 作家。日本ペンクラブ副会長。日本旅行作家協会会長。早稲田大学教育学部国語国文科卒業後、NHKに入局し、アナウンサーとして活躍。そののちフリーとなり、民放キャスターを経て、文筆活動に入る。ジャンルはエッセイ、評論、ノンフィクション、小説と多岐にわたる。公益財団法人JKA(旧:日本自転車振興会)会長等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 香菜子(かなこ・Kanako)

    わたしが子どもをもたない理由。下重暁子先生の著書。視野狭小の島国日本は自分の生き方や価値観と少しでも違う人に対して必要以上に攻撃的、批判的になる人が多い。子どもを持つ持たないは個々の女性の価値観や判断に委ねられるべきで、子どもの有無が女性としての価値の高低につながるような発言は許されません。下重暁子先生のご意見に同意します。

  • うさうさ

    ややくどい部分もあるが、考え方は概ね同意。結婚するもしないも、子どもを持つも持たないも、選択肢のひとつなんだと当たり前にみなが思う世の中は来るのだろうか。終章で一般人のそれぞれの選択とその理由を取材してるが、かなり共感する面が多い。

  • かおりん

    いろんな選択と決断がある。家族や血縁について共感できる所と出来ない所があった。いろんなケースはあるけど、地域や環境によって、気楽に過ごせないのも分かる。こうあるべきといったモデルがずっと刷り込まれているから、生きにくい人も多いんだろうな。まぁ、気のもちようもあるか。結婚や出産について、罪悪感をもたないでいられる社会であってほしい。

  • 青木 蓮友

    んんー、大嫌いは大好きというか何というか、まあとにかく熱いですね、下重さん。わたしも子どものいない夫婦ふたり暮らしの愛猫溺愛生活ですが、ここまで声高に熱くはなれないなあ、、かなり遠くから読みすすめました。途中下重さん迷いながらも「できなかったのではない。産まなかった。」と明言されています。わたしは妊娠そのものをしたことがなく、できていたらすんなり産んだと思う。ここか熱量の違いは、腑に落ちるところもありました。家族とか子どもとか、このところ大先輩の女性がガンガン本音を語りだしていて正直ちょっと愉しかったり。

  • フクミミ

    「子供がいない」というと、「寂しいでしょう」と言う人が一定数いる。「そんな事ないよ」と言うと「そうなの?」と納得できない表情をする。そういう人達はきっと子供達と楽しく幸せに暮らしているんだろうと想像する私である。子供に迷惑をかけられたり、苦労している人は「いなくても良いよ」と言う気がする。この本には共感できる部分もそうでない部分もあるが、心の中のモヤモヤする、言葉で表せない部分を文章化してくれた気がする。

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