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ロスト・スピーシーズ 角川文庫

下村敦史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041152492
ISBN 10 : 4041152496
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan

Content Description

がんの特効薬になる幻の植物「奇跡の百合」を見つけるため、大手製薬会社に所属するクリフォードは南米アマゾン奥地への探索チームを結成した。植物研究者としてメンバーに加わった三浦は、ボディガート役の金採掘人(ガリンペイロ)・ロドリゲス、植物ハンターのデニス、環境問題に取り組む大学生・ジュリアと共にアマゾンに分け入ってゆく。一癖も二癖もある怪しい人物と共に、緑の地獄ともいうべき過酷な自然と対峙する三浦。しかし三浦には、「奇跡の百合」とは別の、ある秘密の目的があった。どんでん返しの名手が仕掛ける、二転三転する予測不能の冒険ミステリ!

【著者紹介】
下村敦史 : 1981年京都府生まれ。2014年に『闇に香る嘘』で第60回江戸川乱歩賞を受賞。デビュー作ながら数々のミステリランキングにおいて高い評価を受ける。同年に発表した短編「死は朝、羽ばたく」が第68回日本推理作家協会賞短編部門候補、16年『生還者』が第69回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門候補、19年『黙過』が第21回大薮春彦賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • イアン

    ★★★★★☆☆☆☆☆南米アマゾンを舞台とした下村敦史の長編。癌の特効薬となり得る奇跡の百合≠求めてアマゾンを訪れた植物学者・三浦ら5人の調査隊。しかし彼らはそれぞれにある思惑を抱いており――。いわくありげなメンバーと、やがて転がる一つの死体。しかし本作の主題は、過去の移民問題や環境問題に移っていく。黒幕の動機は説得力に乏しく、まるで広大なアマゾンから1本のボールペンを捜し出すような奇跡の連続にご都合主義を感じてしまう。それでも、命を危険に晒すことなく密林の探索気分を味わえるのは、読書の醍醐味でもある。

  • けえこ

    トレジャーハント系冒険ミステリー。 巨大蛇、人喰いワニ、ジャガーに毒魚、謎の原住民、敵が味方かわからない開拓民、加えて奇病、何でも出てくるアマゾン奥地。 暑い夏にぴったりの作品だった。

  • この作家さんの作品は、久しぶり。う〜ん、タイトルから期待しすぎたようです。

  • conyTM3

    最初っからトラブルてんこ盛りのストーリー。 絶体絶命の連続! ひとつの目的のために行動してる仲間だと思った5人がじつはそれぞれ別の自分だけの目的があってアマゾンへ入ったっていう、そりゃトラブルになるわなというお話。 私利私欲にまみれた浅はかな者たちの最期。 搾取する側とされる側、立場の弱い民族の苦難の歴史も垣間見えました。

  • kousei

    幅広いジャンルを書き分ける著者ですが今回は南米ジャングルを舞台にした冒険小説。幻の植物を求めて想いが異なるメンバーが進むその先はって話し。参考文献も多く日系移民の歴史的苦労や最下層の民族の労働状況、抗争がよく分かるがエピソードを詰め込みすぎて、肝心な真相とオチが弱い印象でした。

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