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ISBN 10 : 4861529158
Content Description
風景の中にある香りのようなものを、とらえたい…。小野竹喬(1889‐1979)は、14歳で竹内栖鳳に師事。橋本関雪、上村松園、土田麦僊などそうそうたる門下生のなかで日本画を学びました。西洋芸術にも関心を寄せ色彩に開眼、国画創作協会の創立に参加するなど日本画の革新に挑みます。後半年は京都画壇の中心的画家として詩情あふれる日本の景色を描き、文化勲章を受章しました。本書は、笠岡市立竹喬美術館所蔵の1,700点余の中から初期から晩年までの本画100点と素描類50点を厳選、竹喬研究の第一人者・上薗四郎の論考とともに、その魅力と画業を伝えるものです。全作品に解説付き。
目次 : 本画/ エッセイ(栖鳳塾・竹杖会/ 黒猫会と仮面会/ 竹喬と俳句/ 竹喬と小林和作/ 竹喬と富岡鉄斎/ 国画創作協会/ 海の美/ 文人画からやまと絵/ 渓谷を描く/ 去りゆく家族と友/ 樹上の雪/ 墨彩画/ 奥の細道句抄絵)/ 素描(竹喬の素描)
【著者紹介】
上薗四郎 : 美術史家。博士(文学)。1956年鹿児島生まれ。笠岡市立竹喬美術館学芸員を経て、2008年より館長、2020年より顧問(2022年まで)。担当した主な展覧会に「小野竹喬のすべて」展、「土田麦僊」展、「国画創作協会の全貌」展など。著書に『国画創作協会の全貌』(共著)、『小野竹喬大成』(責任編集)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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