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ここまできた小選挙区制の弊害 アベ「独裁」政権誕生の元凶を廃止しよう!

上脇博之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784871541589
ISBN 10 : 4871541584
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

自公両党の得票率は50%未満なのに議席「3分の2」獲得のカラクリを徹底分析そして、膨大な死票、投票率の低迷…。今こそ、憲法違反の小選挙区制を廃止して、民意を最大限に尊重する完全比例代表制に。

目次 : 第1章 衆参の選挙制度の仕組み(国民主権主義、選挙権、被選挙権/ 議員定数と選挙制度 ほか)/ 第2章 衆院小選挙区選挙と参院選挙区選挙の問題点(小選挙区での膨大な死票と低い投票率/ 小選挙区選挙による「虚構の上げ底政権」 ほか)/ 第3章 立憲主義・民意の蹂躙、国民生活の破壊(保守二大政党化画策の失敗と民意の多党状態/ 自民党のバブルな政治資金と「政治とカネ」問題 ほか)/ 第4章 憲法が禁止・要請している選挙制度(「国会の自由裁量」論は間違い/ 選挙制度についての憲法要請 ほか)/ 第5章 議員定数削減と改憲論への批判、選挙制度改革私案(保守政党が議員定数削減を叫ぶ理由/ 国会議員は少なすぎる ほか)

【著者紹介】
上脇博之 : 1958年7月、鹿児島県姶良郡隼人町(現在の霧島市隼人町)生まれ。鹿児島県立加治木高等学校卒業。関西大学法学部卒業。神戸大学大学院法学研究科博士課程後期課程単位取得。日本学術振興会特別研究員(PD)、北九州市立大学法学部講師・助教授・教授を経て、2004年から神戸学院大学大学院実務法学研究科教授、2015年から同大学法学部教授。専門は憲法学。2000年に博士(法学)号を取得(神戸大学)。憲法運動、市民運動の分野では、「憲法改悪阻止兵庫県各界連絡会議」(兵庫県憲法会議)事務局長、「政治資金オンブズマン」共同代表、公益財団法人「政治資金センター」理事など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hk

    『第一党の得票率はたかだか4割前後なのに議席占有率は8割近い』昨今日本の小選挙区において常態化している捻じれ現象だ。こうした不均衡を見越してそれを是正するために比例代表制が並立されている。だが余りにも小選挙区での捻じれが大きすぎるため、比例代表選挙ではそれを修復出来ていない。「民意から乖離した議席割合」「おびただしい死票」「第一党の過剰議席、野党の過少議席」「参院選も改選1人区が増加し衆院選と性質が似通っている(都市部への人口移動のため)」「社会の縮図となっていない議会構成」…など通り一遍な問題提起だ。

  • Akio Kudo

    ★★★★★ 非常に参考になる。自民党が支持率低いのに、なぜ大多数取れるのか、その理由に愕然とする。議員定数減らすのも良く無いことにも目から鱗

  • くろみつきなこ

    得票率が40%程度なのに議席は70%獲得出来てしまう制度とのことだが、比例代表制にすれば完全解決ともいかないように思う。全員が与党に投票し独裁政権の誕生ということもあり得るのだから。ただ、衆参は対等で、衆議院で2/3再可決は例外だから、2/3の議席を容易に獲得出来てしまう制度は憲法違反、という解釈は興味深いと思う。

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