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日本栄養思想史 佐伯矩の生涯と近代栄養学

上田遙 (食育学)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784812224113
ISBN 10 : 481222411X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
上田遙 ,  

Content Description

栄養学は日本で生まれて世界に波及した。これは近代科学史上、非常に特異な形成過程である。それを可能にした条件、栄養学が目指した理想とは何か。栄養学の父・佐伯矩の生涯をたどりながら栄養思想の成立史を克明に描き、日本における食思想史研究の第一歩を踏み出す。

【著者紹介】
上田遥 : 1992年生まれ。2020年京都大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。トゥールーズ第二大学、国立台湾大学にて客員研究員。2023年東京大学東洋文化研究所助教。2025年東京大学大学院農学生命科学研究科助教(現職)。主著に『食の豊かさ 食の貧困』2024年、名古屋大学出版会(2025年度農業経済学会学術賞)、『Food Education and Gastronomic Tradition in Japan and France』2022年(2024年第23回杉田玄白賞〔地域奨励賞〕)、『食育の理論と教授法』2021年、昭和堂(2022年度農業経済学会奨励賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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    https://claude.ai/public/artifacts/4d406881-a1d2-4c5a-8eb0-e0db1483f43b

  • Tatsuo Mizouchi

    栄養ってもともと営養と書き、血のめぐりの意味だったんだ。とすると栄養学の創始者である佐伯は栄養三輪説を唱え、身体・経済・社会の3つを対象にしていたことも納得。 しかし、栄養素の身体の効用を科学的に測定する必要があり、研究は生理的効果が中心になり、経済や社会は科学でない(測りにくい)として取り扱わなくなったらしい。 栄養が血のめぐりの意味だったことを考えると、やはり栄養の概念を今一度、佐伯の三輪説に戻り、栄養=食事を取る前後や環境も評価する必要があるよね。

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