基本情報

内容詳細
幼少で母と生き別れ、少年時代は人質として各地を転々とした徳川家康。戦国の世を勝ち抜き、天下人として幕府を開くまでに、何度も訪れる人生の節目で、都度難しい選択を迫られた。織田家に囚われてから大坂の陣まで、歴史時代小説の精鋭十三人が趣向を凝らす、歴史改変もありの短編集。
【著者紹介】
矢野隆 : ’76年福岡県生まれ。’08年『蛇衆』で第21回小説すばる新人賞を受賞。その後、『無頼無頼ッ!』『兇』『勝負!』など、ニューウェーブ時代小説と呼ばれる作品を手がける。’21年に『戦百景 長篠の戦い』で第4回細谷正充賞を、’22年に『琉球建国記』で第11回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞
風野真知雄 : ’51年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。’15年、「耳袋秘帖」シリーズで第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい!2016年版」では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位
砂原浩太朗 : ’69年生まれ、兵庫県出身。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社勤務を経て、フリーのライター・編集・校正者となる。’16年「いのちがけ」で第2回「決戦!小説大賞」を受賞しデビュー。’21年刊行の『高瀬庄左衛門御留書』が、第165回直木賞候補・第34回山本周五郎賞候補となったほか、第9回野村胡堂文学賞・第15回舟橋聖一文学賞・第11回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞、「本の雑誌」’21年上半期ベストテン第1位など高評価を受ける。’22年『黛家の兄弟』で第35回山本周五郎賞受賞
吉森大祐 : ’68年東京都生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。大学時代より小説を書き始めるも、’93年に某電機メーカーに入社。40代半ばにまた小説を書き出し、’17年『幕末ダウンタウン』で第12回小説現代長編新人賞、’20年『ぴりりと可楽!』で第3回細谷正充賞を受賞する
井原忠政 : 神奈川県出身。’00年に「連弾」が第25回城戸賞に入選し、経塚丸雄名義で脚本家デビュー。’16年「旗本金融道」シリーズ(経塚丸雄名義)で時代小説家デビュー。’17年『旗本金融道(一)銭が情けの新次郎』で第6回歴史時代作家クラブ新人賞受賞。’21年「三河雑兵心得」シリーズで「この時代小説がすごい!2022年版」文庫書下ろしランキング1位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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いつでも母さん さん
読了日:2023/02/13
みっちゃん さん
読了日:2023/02/16
ちょろこ さん
読了日:2023/04/16
とし さん
読了日:2023/04/12
★Masako★ さん
読了日:2023/02/25
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人物・団体紹介
上田秀人
1959年大阪府生まれ。歯科医師。97年に小説CLUB新人賞佳作に入選しデビュー。2010年『孤闘 立花宗茂』で中山義秀文学賞、14年「奥右筆秘帳」シリーズで歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞、22年「百万石の留守居役」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞
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