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植民地インドのナショナリズムとイギリス帝国観 ガーンディー以前の自治構想 Minerva人文・社会科学叢書

上田知亮

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623069460
ISBN 10 : 462306946X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2014
Japan

Content Description

19世紀末から第一次世界大戦まで、ナショナリズム運動を主導してきた「初期会議派」の穏健派指導者たち。ラーナデーやゴーカレーをはじめとする彼らの自治構想を分析することで、植民地インドのイギリス帝国観を明らかにし、パクス・ブリタニカ期インドのナショナリズムの特質を解明する。ガーンディー登場以前の英印関係と秩序構想を、政治・経済・宗教などの諸側面から明らかにする一冊。

目次 : 序章 インド初期会議派研究の視座/ 第1章 イギリス帝国とインドの植民地化―ダハルウジとダリープ・シン/ 第2章 一九世紀のインド経済とパクス・ブリタニカ/ 第3章 ラーナデーの経済思想と国富流出論/ 第4章 ラーナデーの社会‐宗教改革思想と国家観/ 第5章 ラーナデーの政治思想と重層的な連邦制帝国秩序/ 第6章 パクス・ブリタニカの終焉と植民地インドの反英運動/ 第7章 ゴーカレーの地方自治制度構想と宗教対立/ 終章 インド政治における分散と統合

【著者紹介】
上田知亮 : 1999年京都大学法学部卒業。2005年京都大学大学院法学研究科博士後期課程中途退学。現在、龍谷大学現代インド研究センター客員研究員、人間文化研究機構地域研究推進センター研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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