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ISBN 10 : 462493282X
Content Description
思想史を中心に欧米の最新の学問的成果を精力的に紹介しつつ自身も“ヘテロトピア”をキーワードに新しい歴史学的方法論を構想してきた著者の最新の批評論集。ヴィーコに依拠しながらヘイドン・ホワイト、エドワード・サイード、カルロ・ギンズブルグ、ジョルジョ・アガンベン、G.C.スピヴァク、柄谷行人、マッシモ・カッチャーリなどを縦横無尽に渉猟し、同時に沖縄をめぐる諸問題など現代日本の思想的課題を徹底的に解明する上村思想史学の集大成。
目次 : 1(シラーをサボタージュする―スピヴァクとグローバリゼーションの時代における美的教育/ 「惑星思考」のその後 ほか)/ 2(アントニオ・ラブリオーラと「不実な」弟子たち―イタリア版「マルクス主義の危機」論争(一八九五‐一九〇〇年)/ ソレルとマルクス主義 ほか)/ 3(グラフト国家/ 転生しつつ交差する“眼差しの政治”―仲里効・倉石信乃監修「沖縄写真家シリーズ「琉球烈像」」(未來社)完結によせて ほか)/ 4(介護民俗学への挑戦/ 関係の絶対性 ほか)
【著者紹介】
上村忠男 : 1941年生まれ。東京外国語大学名誉教授。専門は学問論・思想史。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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