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インダス文明ガイドブック シリーズ「古代文明を学ぶ」

上杉彰紀

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787723123
ISBN 10 : 478772312X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

モヘンジョダロ遺跡に代表されるインダス文明は、紀元前2600〜前1900年頃、インダス川流域の平野を中心に、周辺の平原部・高原地帯を含む広大なエリアで栄えた。印章、インダス文字、土偶、石製ビーズの装身具などに着目し、狭域・広域・超広域という三つの空間スケールでインダス文明を読み解く。

目次 : インダス文明が栄えた地域/ インダス文明の範囲/ インダス文明の編年/ インダス文明研究の歴史/ インダス文明の成り立ち/ インダス文明の都市/ 都市の生活空間/ インダス文明の食料生産/ インダス文明の食文化/ インダス文明のアイデンティティ(1)―印章/ インダス文明のアイデンティティ(2)―文字/ インダス文明のアイデンティティ(3)―土偶/ インダス文明の工芸品/ 社会を支えたもの(1)―墓と工芸品生産/ 社会を支えたもの(2)―物流と権力組織/ インダス文明社会の宗教/ インダス文明と周辺地域の交流/ インダス文明社会の衰退/ インダス文明社会の変遷/ インダス文明のその後

【著者紹介】
上杉彰紀 : 1971年、石川県生まれ。関西大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得退学。博士(文学)。総合地球環境学研究所プロジェクト研究員、金沢大学古代文明・文化資源学研究所特任准教授などを経て、2023年4月より鶴見大学文学部文化財学科准教授。関西大学在学中よりインドにある鉄器時代・古代の都市遺跡であるマヘート遺跡の発掘調査に参加し、その後、総合地球環境学研究所の「環境変化とインダス文明」プロジェクトの一環として、インドにあるファルマーナー遺跡、ギラーワル遺跡、カーンメール遺跡、ミタータル遺跡など、インダス文明時代の遺跡の発掘調査に携わった。現在では、インド、パキスタンでさまざまな研究プロジェクトに関わるほか、バハレーンでも考古学調査をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 月をみるもの

    かつては「ドラヴィダ人の築いたインダス文明は、アーリア人の侵入によって滅ぼされた」とされていたが、いまやその説を唱える学者はいないらしい。メソポタミアやエジプトに比べると、文字が読めないのがインダス文明研究の最大のネックとなっている。機械学習でインダス文字の解析をした一昔前の論文では、「「含まれている文法構造は、多くの言語で見られるものと共通している」くらいのことしかわからなかったらしい。発掘によってさらに多量のデータが集まり最新の AI 言語モデルを適用したら解読への糸口がつかめたりするかもしれない。

  • NAGISAN

    紀元前2600年〜前1900年に栄えたというから気の遠くなる世界。モヘンジョダロとハラッパー文化程度しか知識を持たないので、インダス愛の著者の言葉と豊富なビジュアルでその世界に浸ることができた。印章に彫られた動物たちが何らかの暗号であった(著者はアイデンティティと言う)のかを想像するだけでロマンですね。

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