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自動運転の幻想

上岡直見

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846119119
ISBN 10 : 4846119114
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

運転者のミスを防止し、交通事故や渋滞をなくすことができる。障害者や過疎地の移動手段として役立つ。タクシー・バス・トラックのドライバー不足を解消できる―自動運転は自動車や交通に関わる諸問題を解決できると期待が高まっている。自動車メーカーの開発も急ピッチだ。しかし本当にそうなのか?交通事故をなくせるのか?どこまでが可能なのか?限界はどこなのか?本書は自動運転の技術問題と交通問題を多角的な視点から分析、自動運転の限界と幻想を指摘する。

目次 : 第1章 自動運転の基本事項(自動運転に関する基本事項/ 日本の技術開発の経緯 ほか)/ 第2章 自動運転の障壁(認識と判断の壁/ ロジックの壁 ほか)/ 第3章 自動運転車と交通事故(自動運転車と事故/ 交通事故は構造的な問題 ほか)/ 第4章 人と物の動きから考える(車「強制」社会/ 「停まる凶器」 ほか)/ 第5章 経済とエネルギー(自動運転と自動車産業/ 内需と輸出 ほか)

【著者紹介】
上岡直見 : 1953年東京都生まれ。環境経済研究所代表。1977年早稲田大学大学院修士課程修了。技術士(化学部門)。1977年〜2000年化学プラントの設計・安全性評価に従事。2002年より法政大学非常勤講師(環境政策)。2004年国立市「自転車の似合うまちづくり委員会」委員。2005年国土交通省中国運輸局「環境負荷に配慮した瀬戸内海スローツーリズム創出検討委員会」委員。2005年松本市「松本・四賀直結道路市民意向確認研究会」委員。2007年荒川区「荒川区環境交通省エネルギー詳細ビジョン策定委員会委員」委員。2006年〜2018年交通エコロジー・モビリティ財団「環境的に持続可能な交通(EST)普及推進委員会」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たこ焼き

    歩行者・自転車を障害物、とらえるのではなく、それらと協調できるように考える必要がある。AIは多くの事故を経験して学ぶ必要がある。自動運転に対する社会の理解・自動運転車以外の事故を起こしうる関係者それぞれの法律整備、外観で見える化するなどの工夫が必要。基本的に自動車保有者が責任をおう(自動運転の瑕疵が明確化されない限り。今後瑕疵の有無が明確化できる自動運転システムでないとシステムが搭載できないという法律が成立される可能性あり。)かなり先まで完全ドライバーレスの自動運転は10km以下である。

  • kenitirokikuti

    図書館にて。2019年刊行、版元は緑風出版▲自動車の生産・販売・輸出入に関わるデータは豊富だが、保有に関するデータは乏しい。まして、走行や事故に関するものは表になりづらい。世界人口は約70億、自動車保有数は9億ほど。1人あたり乗用車保有台数が0.2以上なのは、中国よりも上位の先進国およそ12〜3億人ほと。ネット普及率は、インド40%、中国60%、米国80%▲自動運転により直接恩恵がある分野は物流あたり

  • tetsubun1000mg

    日本ではトヨタが自動運転に方向転換を始めた。 トヨタは完全な自動運転は実現不可能の立場だったのが、世界的なIT会社主導で自動運転の研究が進んでおりついに追従することにしたようだ。  ほんとに日本の市街地の道路でレベル5の完全自動運転車と通常の車の併存は危険で非現実的なきがしました。   さて、10年後はどうなっているのでしょうか?   高速道路限定の自動運転は実現しているかもしれませんね。

  • ジム

    期待が高い技術の一つ

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