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ニッポン天才伝 知られざる発明・発見の父たち

上山明博

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022599292
ISBN 10 : 4022599294
Format
Books
Release Date
September/2007
Japan

Content Description

「日本人はオリジナリティーに乏しい」というのは本当か。ライト兄弟に先駆けた「飛行機の父」や「数学の神様」「日本のエジソン」など、世界に誇れる16人の業績とその歩みを、信頼できる資料をもとに紹介する。

【著者紹介】
上山明博 : 1955年岐阜県生まれ。ノンフィクション作家・科学ジャーナリスト。1999年特許庁産業財産権教育用副読本策定普及委員会委員、2004年同委員会オブザーバーを務める。「日本人と創造力」をテーマに文系・理系の垣根を越えた執筆活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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日本の偉大な科学者の中から16人を選んで...

投稿日:2010/08/02 (月)

日本の偉大な科学者の中から16人を選んでその生涯をさらりと俯瞰した内容でして、ぼくは最後のほうの3人、高木貞治先生、増本量先生、久保亮五先生のところを読みたくて買いました。 とくに久保先生。 大学の3年か4年のときに授業の参考書として久保亮五先生が書かれた『統計力学』(共立全書)を読んで、ほとんど理解できず統計物理そのものの修得は諦めたが、「この久保亮五という先生はなんだか凄い人のようだな」という印象を強く受けたのを今でも覚えています。 たとえばこの名。リョーゴ。そこはかとなく威厳を感じさせる名前じゃありませんか。この本によると、久保先生のお父様は中国文学者の久保天随で、第5子であったので亮五としたとあります。 大阪(帝国)大学の伏見康治先生は素粒子論の湯川、物性論の久保と評したほどだったそうで、やはりぼくが著書を通じて感じとったとおり破格の天才だったようです。 久保亮五先生ご提案の「老人研究所」(老人を研究する所ではなく、老人が研究する所)や増本先生の増本式省エネ術など、大先生たちのユーモアや変人ぶりも興味深いです。 著者は上山明博というノンフィクション作家・科学ジャーナリストで、ちょっと気に入らない記述も散見されますが、それらを補うに充分な発見がありました。

ポルツマン さん | 岩手県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 図書館本。 科学分野で、世界で渡り合った日本人の足跡を紹介されている。明治以降、日本は西洋に比べて遅れていると言われていたけど、そんな中でも追いつけ追い越せで研究して、世界で最初の功績を遺した人がたくさんいた。そういう人たちを世界ではちゃんと認めてくれていて、知らないのは日本人ばかりなり、になってはダメだと思った。それだけの功績を残す人は、頭がいいのはもちろん真面目で(時には異常なくらい)研究に真摯な人ばかりだった。

  • ともがら

    もふもふ@〜さん同様、より詳しく知りたいと思った方々がいました で逆に知ってたので物足りなさを感じました driver〜さんのおっしゃるとおり

  • driver1988

    浅く広く。それに尽きる。

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