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北里柴三郎 感染症と闘いつづけた男

上山明博

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791774128
ISBN 10 : 4791774124
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

19世紀末、香港を致死性の感染症が襲った。その最前線にたち、ペスト菌を発見した細菌学者が北里柴三郎であった―。ひたすら学問にうちこんだ留学時代、権威にあらがい思念をつらぬきとおした日本での研究生活、その後の日本の医療に多大な功績をのこす人物を育て上げた教育者としての側面。人の生命をおびやかすのはもちろん、差別や偏見といった人の内面までもむしばむ感染症とわたしたちはどのように対峙すればいいのか。厖大な資料を詳細に調査し「感染症学の巨星」の足跡と実像をあきらかにするとともに、いまの時代にも通じるその思想までも抽出せんとした評伝ノンフィクションの決定版。

目次 : プロローグ/ 第1章 ペスト菌発見/ 第2章 医道論と衛生学/ 第3章 コッホの下で/ 第4章 伝染病研究所/ 第5章 文部省移管事件/ 第6章 衣鉢を継ぐ人/ 第7章 隠れた功績/ エピローグ

【著者紹介】
上山明博 : 1955年10月8日岐阜県生まれ。小説家・ノンフィクション作家。日本文藝家協会正会員、日本科学史学会正会員。1999年特許庁産業財産権教育用副読本策定普及委員会委員、2004年同委員会オブザーバーなどを務める一方、文学と科学の融合をめざし、徹底した文献収集と関係者への取材にもとづく執筆活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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    ペスト菌発見:香港での疾病流行 ペスト菌発見の第一報 ペストとネズミと猫 医道論と衛生学:微生物学の都・ベルリン 鴎外森太郎との激論 コッホの下で:亀の子のシャーレを持った男 ノーベル賞に値する感染症治療の先駆 結核に罹った漱石と鴎外 ドイツ留学再延期願 伝染病研究所:母国に日本で四面楚歌 福沢諭吉との対面 日本発の免疫血清療法 文部省移管事件:青山胤通の暗闘 大隈重信に毒殺される 有り金をはたいて興した北里研究所 その後の緒方正規と森鷗外 衣鉢を継ぐ人:北島多一 志賀潔 隠れた功績:日本医師会初代会長に

  • takao

    ふむ

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