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北海道を守った占守島の戦い

上原卓

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396113322
ISBN 10 : 4396113323
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
上原卓 ,  

Content Description

昭和20年8月18日未明、終戦の聖旨から3日後、千島列島北端の島に、突然ソ連軍が侵攻してきた。予期せぬ攻撃に戸惑いながらも猛反撃に転じる日本軍。双方ともに膨大な損害を出した戦闘は、日本軍優勢のまま、停戦交渉の軍使を任じられた長島厚大尉の勇敢な行動によって終結した。北海道占領を狙うスターリンの野望をくじいたこの戦闘の意義を浮き彫りにするとともに、今回あらためて行なった長島厚氏への取材を通して、停戦交渉の真実に迫る。

目次 : 序章 「占守島の戦い」とは何か/ 第1章 ノモンハンから大東亜戦争へ/ 第2章 千島の防御とソ連の動静/ 第3章 ソ連軍、占守島に侵攻す/ 第4章 戦車第11連隊の参戦/ 第5章 軍使・長島厚大尉

【著者紹介】
上原卓 : 昭和12年、北海道・名寄生まれ。天理大学文学部宗教学科卒。京都大学文学部宗教学専攻(大学院博士課程中退)。元千葉県立船橋養護学校長。平成7年から自由主義史観研究会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • AICHAN

    図書館本。著者は自由主義史観者。左翼的、自虐的な戦中・戦後史観を廃する考えを持つ。だからなのか、太平洋戦争を肯定するかのような記述や右翼的な表現が目立つ。気持ち悪かった。千島列島の最北部の島(つまりカムチャッカ半島に一番近い島)である占守島(シュムシュトウ)で旧ソ連軍を迎え撃った軍人を称揚する。おかげでスターリンの野望が潰えて北海道侵攻が防げたらしい。だから立派な軍人だったとは思うので称揚するのはわかるが、あまりに称揚しすぎ。当時の軍部の素晴らしさをさんざん讃えるのにも違和感を抱いた。

  • スー

    北海道占領を目論むソ連はポツダム宣言受諾後にもかかわらず千島列島の北端の占守島に上陸を開始し武装解除の準備中の日本軍を襲う。体制を立て直した日本軍は迎撃してソ連軍に甚大な損害を与えソ連に北海道占領を断念させた戦いです。やっぱり読んでると、ソ連軍のやり方に腹が立って腹が立って仕方ない❗戦争だからといっても降伏している相手を攻撃するのはどうなのか?しかも白旗を掲げた軍使を撃ち白旗を使用不能になるほど蜂の巣にするし、復讐の為に捕虜をシベリアに送って苦しめる。日本軍の奮戦を称えるのはいいけどちょっと鼻につくかな

  • マリリン

    ロシアが北海道占領を考えていた事は、以前読んだ本で知った。本書を読み占守島での日本兵の必死の戦いがなかったら、と考えると胸が熱くなる。当時軍使として対ロシア交渉にあたった長島厚氏が、複雑な胸中を語ってくれたからこそ書かれている真実が残された。平成24年に撮影された91歳の長島氏と夫人の写真は穏やかな表情だが多くの苦難を越てきた深い日々を感じる。日露戦争時、樺太での戦いの様子を書いた本は殆どないらしいが、その理由は本書を読み漠然と感じていた事が少し明確になったような気がした。

  • mami

    ポツダム宣言受諾の4日後、千島列島先端の占守島にソ連が侵攻してきたという歴史教科書にすら記されていない事実がある。そしてそれを知る日本人はほとんど居ない。砲撃の応戦の中、停戦交渉の軍使に任命されたのは24歳の長島大尉だ。後世に名前も語り継がれぬ先人たちによって北海道は、いや日本は守られた。缶詰工場で働いていた女性たちを独航船にていち早く脱出させ上陸兵たちからの暴行を阻止。終戦を迎えたにも関わらずなお戦わなくてはいけない運命を呪いながらも日本を守ったのである。巻末にある長島氏の近影に落涙。

  • ロッキー

    あまりなじみのない占守島での戦いを地図を使いながら丁寧に説明されていた。史実を読んでいる感じなので少し退屈さを覚えたがしかし、内容は非常におもしろい。特に戦闘シーンなどはリアルであった。捕虜の扱いに関しても日本とソ連がかなり違いがあり、日本人はこういった事実を知るべきと感じた。

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