テクノ・ディフィニティヴ TECHNO definitive 1963-2013

三田格 / 野田努

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784906700622
ISBN 10 : 4906700624
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
271p;21

内容詳細

日本で最初の“ テクノのカタログ本” の決定版(definitive)がついに登場!
いままでありそうでなかったテクノの王道に迫るカタログ。

シュトックハウゼンからクラフトワークへ、クラフトワークからデトロイト・テクノへ、デトロイト・テクノからジャングル/ダブステップへ。アンビエント/ノイズ/インダストリアルからニューエイジへ。ムーグ・シンセサイザーからラップトップ・ミュージックへ……さまざまなジャンル名を横断しながら、この半世紀にわたって発展したエレクトロニック・ミュージックを、歴史順に名盤を紹介しながら追っていきます!

およそ全250 ページ・カラー、テクノの名盤600 枚以上のアートワークを掲載。各年代毎、最重要アルバムと最重要シングルを選びながら、エレクトロニック・ミュージックの歴史も読み取れます。

【著者紹介】
三田格 : 1961年LA生まれ

野田努 : 1963年静岡市生まれ。web版『ele‐king』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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 この内容でdefinitive(決定的な、最終的...

投稿日:2016/02/09 (火)

 この内容でdefinitive(決定的な、最終的な)とは・・・呆れました。単なる筆者達の趣味カタログになっています。  まず、多大なインパクトを与えたはずのGiorgio Moroderの項目が全くありませんし、加えてYMOの部分も申し訳程度にしかでていません。これだけでも筆者達の「嫌い」なものは後世に影響を与えたものでも無視する、という態度が見え見えです。なお、私が目に付いた部分のみ記していますが、テクノを愛する人からしたら「なんであれが入っていないんだ!」と噴飯ものもあるかもしれません。  もちろん筆者達の意見に賛成する方ならば上記の事も許せるでしょう。ですが、大まかな歴史、チャート見取り図すらないのはどういうことでしょう? 各アーティストが誰から影響を受け、誰に影響を与えたのか、くらいはきっちりと歴史概論を書き、図式化すべきでしょう。  さらに「テクノ」というジャンルでは絶対必要とも言える、各種機材等の歴史、使い方の変化も記載無しです。まあこれは筆者達が知らないだけかもしれませんが・・・。  唯一分析風になっているのは、各種コラムがはさまれているのと、年号別になっているところです。が、総論は無く、年号も良く見るとその年に発表されていないアルバムもあるし、加えて本来ならば「テクノ」に入らないアルバムが、大した説明も理由も無く入っているので、初めてテクノを聴く人にとっては混乱するばかりです。  これでは著者達はテクノの事については「身内」に語る事を中心にしていて、「部外者」の方に語る意思が無いと見られても仕方ありません。  せめてdefinitive(決定的な、最終的な)と付けるなら、過去にミュージックマガジン社が出していた「ミュージックガイドブック」位の内容で出すのが本当なのではないのでしょうか。これではタイトル詐欺です。私が自分で編集してタイトルを付けるなら、「極私的テクノ・カタログ」が正解でしょう。

登呂付居 さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 極東極楽 さん

    テクノを語る難しさにきちんと向き合ったディスクガイド。

  • wakabon さん

    同種のディスクガイドであるシンコーミュージック刊の『テクノ・ポップ』との違いは、まさにタイトルに「ポップ」の語が無いところか。つまり、いわゆるエレ・ポップよりビート重視のコアなテクノミュージックにシフトしている(したがって、ウルトラヴォックスやトーマス・ドルビーやビル・ネルソンのディスクは出てこない)。さらにこの本の特色は、60〜70年代前半のプレ・テクノ期の音楽が取り上げられていること。ケージやシュトックハウゼンもテクノの文脈で語ってしまうとは!読みでがある本なので手元に置いておきたい一冊である。

  • hiratax さん

    電子音楽草創期からの再マッピング。常に更新(否定)されていくのはいい。

  • st さん

    95年前後の「リバイバル期」にTECHNOに出会い、青春時代を過ごしたので、いろいろ甦ってきて切ない気持ちにもありつつ、あれから15年たちDUBはTECHNOと融合したんだなぁ・・・とか変な感慨も受ける。

  • ミテイナリコ さん

    テクノと呼ばれる音楽の流れが読める。ざっくりと。 アルバムも参考にはなるかなと。

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