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日本のワインで奇跡を起こす 山梨のブドウ「甲州」が世界の頂点をつかむまで

三澤茂計

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478100837
ISBN 10 : 4478100837
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

心に響くワインを造りたいーー。
1000年の歴史をもち、ナイーブかつ気難しい甲州ぶどうで 日本らしいエレガントな味わいのワインを造る
5代つづく伝統ワイナリーの夢を継ぎ 革新を起こす父娘の挑戦
20カ国・地域で甲州ワインが愛されるまでの奮闘記

【著者紹介】
三澤茂計 : 中央葡萄酒株式会社代表取締役社長。1948年、山梨県甲州市出身。東京工業大学卒。大手商社勤務を経て、82年に中央葡萄酒株式会社入社、89年より現任。83年には国内初となる勝沼町原産地認証ワインの第1号を醸造。2009年に海外展開を目的とした「甲州オブジャパン(KOJ)」の設立に尽力し、「甲州」という品種や産地の認知向上に貢献してきた。2014年に主力銘柄「キュヴェ三澤」で、世界で最も権威があるといわれるワインコンクール「デキャンタ・ワールド・ワイン・アワード(DWWA)」金賞を日本で初めて受賞した

三澤彩奈 : 中央葡萄酒株式会社取締役栽培醸造責任者。マレーシアのワインイベントを手伝った際、自社ワインを愛飲してくれていた外国人夫婦に感激し、ワイン造りの道へ。ボルドー大学卒業後は家業に戻り、シーズンオフには南アフリカ・オーストラリア・チリ等へ武者修行に出て新たな知見を吸収、ブドウ栽培や醸造を父・茂計とともに見直してきた。スパークリングワインやロゼワインなど新たな仕込みにも挑戦し、DWWAでは2014年以来、5年連続金賞を受賞するなか、2016年は欧州勢が上位を占めるスパークリング部門でも最高賞を受賞した

堀香織 : ライター/編集者。石川県金沢市出身。武蔵野美術大学卒。雑誌『SWITCH』の編集者を経てフリーに。現在は『Forbes JAPAN』ほか、各媒体でインタビュー記事を中心に執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • MI

    甲州ワインの先駆者の話。三澤茂計さんの中央葡萄酒株式会社のワインづくりの思いが綴られていた。 当初、長野はワイン造りは葡萄から、山梨は葡萄農家から仕入れるものというフードがあることに驚いた。 茂計さんの勝沼ワインを世界のブランドにと自社だけでなく、志を同じくする同志で翻弄されながらも成し遂げたワイン。ジャーナリストと専門家の縁。縁を大切にしているワインへの情熱がとてもよかった。 茂計さんの思いが、娘の彩奈さんや息子の計史さんに引き継がれていた。甲州にいき、彼らが愛したワインを味わってみたい。

  • しーふぉ

    日本のぶどうの品種甲州を使いワインを作る苦労の軌跡。糖度がどれだけワイン作りに密接な繋がりがあるが…ワイン作りはぶどう作り。甲州というラベルの白ワイン飲みたい。

  • しーふぉ

    自分の仕事に誇りと信念があることの幸せ。いつかワイナリーを見学したいです。

  • click2miracle

    よく本を読む際にブックカバーをする方も多いと思うが、この本は是非ブックカバーをせず、読書中に表紙に置かれた美しいワインボトルを時折眺めながら読み進めることをお勧めしたい。本書で語られる著者父娘が積み重ねた挑戦の数々が、その張り詰めたような美しいスタイルに結実していく、その過程が実感できるはずである。 可能性を信じるとは、行動に移すこと。そのことを実感させてくれる本である。

  • 田中はにわ

    日本を代表するワインメーカーのひとつ、中央葡萄酒(グレイス)。そのオーナー三澤茂計とその娘で昨今メディア露出も多い三澤彩奈。小さなメーカーの社史的なおもしろさ、茂計氏のパートは勝沼がワインの土地として成長していく歴史的資料としても貴重。また彩奈氏のパートは、ふだんメディアでなかなか語られない海外武者修行時代の話がおもしろかった。

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