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細川ガラシャ夫人 上巻

三浦綾子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101162140
ISBN 10 : 410116214X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/1986
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

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  • 三代目 びあだいまおう

    信長、光秀、右近が、とても丁寧に紡がれている。彼らの言動の背景が伝わってくる。光秀の娘玉子、後の細川ガラシャの生涯を三浦先生が丁寧に紡ぐ。玉子の生来の好奇心や探究心、信心の礎となる体験を丁寧に紡ぐ。玉子の美しさと真の強さ、当時の女性が扱われる理不尽への不信が後のガラシャの凄絶な最期に繋がることを知る私!それらの描写に著者の愛を禁じ得ない!賢く誇り高き玉子の純、清廉すぎる光秀の義と誠、時に人を狂わす『無欲の理』光秀の心理描写が没信長を匂わす。戦国を感じさせない戦国の『女のさだめ』下巻への期待に震える‼️🙇

  • 夜間飛行

    婚礼前に痘瘡で醜くなり苦しんだ熙子と、それを励ましながら娶った光秀…この逸話は玉子(ガラシャ)を育んだ両親に愛があったことを印象づけている。幼い頃に信長の膝に抱かれ、お嫁に行かず戦にいくと言った玉子は、十二歳になるともう父光秀が戦に行くのを喜ばなくなる。鋭い質問に言葉を詰まらせる父だが、親友藤孝の兄を切腹させ、義母を見殺しにさせた信長の手先として戦うよりないのだ。父娘の対話はすでに真剣勝負、嫁いだ夫忠興との対話も真剣勝負だった。何と強い女性かと思うが、それゆえにこそ清廉な切支丹である右近への慕情は危うい。

  • 遥かなる想い

    三浦綾子が描く「細川ガラシャ」を読みたくて購入。戦乱の世・・政略結婚の道具でしかなかった女性がそれでも運命を受け入れながら、生き抜く姿を丁寧に描いている。明智光秀の娘として有名な細川ガラシャがキリスト教を 心の糧に必死で生きる姿がなぜか哀しい。

  • ちょろこ

    読みやすい歴史小説、の一冊。もう少し早く手に取れば良かったと思うぐらいスラスラ読みやすい。柔らかさ感じる文章が戦国時代の世界へとゆっくりいざなってくれる。まずは明智光秀と妻、凞子の婚姻エピソード、言葉にいきなりキュンと心つかまれる。これこそ真の愛だわ。幼き玉子のストレートな感情、それに真摯に応える光秀の姿、情愛に溢れる姿も意外な一面で素敵だ。そんな穏やかさとはうらはら、城外は乱世の世。美しく成長した玉子は細川家へと嫁ぐ。次第に高まり漂う不穏な空気、光秀の信長への胸中も見せられながら下巻へ。

  • takaC

    玉子の母の凞子の輿入れ前から始まったので長丁場かと思いきや100ページ過ぎで既に玉子の輿入れは完了。残り1冊半で何を語るのかと心配したが本能寺の変に至る前に上巻終了。これからが山場。

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