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平凡な日常を切り捨てずに深く大切に生きること 信仰エッセイ選

三浦綾子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784264043386
ISBN 10 : 4264043387
Format
Books
Release Date
April/2022
Japan

Content Description

『氷点』『塩狩峠』『銃口』の作家・三浦綾子。珠玉の信仰エッセイ29編。

目次 : 聖書と私/ 「何か捨てることから始めないと…」/ 墓を尋ねて/ ミス・リーパーの来訪/ 誰のための命/ 生き残るということ/ 「生き甲斐」寸感/ 生きる道は幾つでもある/ 「小さなことでしょうか」/ 人の力を引き出す言葉/ 『孤独のとなり』あとがき/ わたしの病床体験/ 幼なき日の祈りと歌/ 言いはる罪/ 自分をたのむ愚かさ/ 眠られぬ夜に思うこと/ 祈ってください/ 神の領分/ 弱く生んですまなかった。/ 人間は尽くすに価しない/ 小説『泥流地帯』を回顧して/ 太宰治/ そこに立つ/ 教科書塗りつぶした屈辱/ 信仰随筆/ 「きけわだつみの声」―戦争と平和/ クリスマスに思う/ 誰に求むべきか/ 『この病をも賜ものとして 生かされてある日々1』あとがき

【著者紹介】
三浦綾子 : 1922年4月25日、北海道旭川市に生まれる。1939年、高等女学校を卒業後、尋常小学校の代用教員を務め、45年に敗戦を迎える。教師を辞した翌46年、肺結核を発病、13年に及ぶ闘病生活が始まる。48年、幼なじみの前川正と再会。52年、脊椎カリエスと診断される。同年、前川に導かれ病床でキリスト教の洗礼を受ける。54年、前川は結核の手術ミスで帰らぬ人となる。55年、三浦光世が初めて綾子を病床に見舞う。59年、光世と結婚し、旭川市内で雑貨店を開く。64年、朝日新聞社の1千万円懸賞小説に『氷点』が1位入賞し、新聞連載がスタート。65年に『氷点』が出版され、作家としての地位を確立。以後、創作、講演、取材旅行など旺盛な作家活動を展開。血小板減少症、重度の帯状疱疹、直腸がん、パーキンソン病と病を得るも、夫光世による口述筆記で執筆活動を続けた。98年、旭川市に三浦綾子記念文学館開館。1999年10月12日、召天。享年77(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 金吾

    三浦さんの本は底流に生きるとは何かということを見つめている部分があると思います。この本においても日々をどう生きていくのかを考えさせられます。生き甲斐の話は感銘を受けました。

  • チサエ

    「わたしたちは、自分の生き甲斐は何かを、時々立ち止まって検討する必要がある。夫が生き甲斐、子供が生き甲斐、仕事が生き甲斐であるとしたら、それを失った時、人は生き甲斐を失ってしまう。失うことなき生き甲斐は必ずある。わたしはそれを断言できる。わたしは健康を失い、職を失い、恋人を失った病床の中にあって、その生き甲斐だけは失わなかったのだから。それは何か。それは、わたしにとっては神の愛であり、信仰であった」

  • ひめぴょん

    「死ぬよりほかに道がない」と考えるのは傲慢。生きようとする時、かならず道はひらける。死を考えた病床生活を送った三浦さんの言葉は、響きます。戦争体験もある。戦争体験者がその前後の変わりようをみたことによる影響は大きい。きれいごとだけではないからこそ、重みを感じる。以下は文中引用とミニ感想。 要するに、自分が生きているという事は生き残っているという事なのだ。 失うことなき生き甲斐は必ずある。それは、三浦さんにとっては神の愛であり、信仰。→私にとっては何だろう? 友人とはお互いに何を祈ってほしいかわかっている間

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