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ISBN 10 : 4903024350
Content Description
元がんセンターの部長医師が「がん」になった!
自身の闘病生活、数多の看取り体験から出た結論
がんで死ぬのは、悪くない‥‥
『泌尿器科のがんがわかる本』の著者、がんセンターの元・泌尿器科部長の三浦 猛医師が書き下ろした、がん患者さんとその家族、関係者のための希望の書にして「人生の手じまいのためのガイドブック」です。
日本人の2人に1人が「がん」になり、3人に1人が「がん」で死亡する時代。
しかし、人間にとって死はさけられないもの。認知症や脳血管障害、老衰その他の死亡原因とくらべれば、「がん」で死ぬことは悪いことではない。
残り寿命が予測できるので「旅立ち」までの準備期間が用意できる、最晩年まで元気でいられる、など、数ある「がん死」の利点を説明。多くの「がん」患者さんと関係者の方たちに希望を与えます。
「がん」の根本的な発生原因と死に至るまでのメカニズム、効果的な予防方法と最新の治療法に始まり、ターミナルケア(終末期医療)の詳細な解説、患者サイドの心がまえ、多くの「がん」患者の死に立ち会った経験と自身の闘病体験にもとづく「死を受け入れるまでの過程」の考察、そして本題である「がん死の利点」を解説。さらに死を受け入れるまでの具体的な手順から「お金の問題」までを幅広く解説しています。
付録として著者自身の闘病記を収録。
【著者紹介】
三浦猛 : 1949年(昭和24年)神奈川県生まれ、75年(昭和50年)横浜市立大学医学部卒、77年(昭和52年)横浜市立大学泌尿器学教室入局後、神奈川県と静岡県の公立病院での臨床経験を経て、85年(昭和60年)米国南カリフォルニア大学(USC)がんセンターに留学。帰国後、90年(平成2年)神奈川県立がんセンターに赴任、泌尿器系がんの診断、治療、再発予防、がんの病名告知から在宅ターミナルケアを行い、2013年(平成25年)がんセンター退職後神奈川県予防医学協会勤務、がん予防医療部部長として人間ドック、産業健診、産業医勤務、がんの一次、二次予防に携わり現在に至る。日本泌尿器科学会専門医、日本人間ドック学会専門医。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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