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死ぬという大切な仕事

三浦光世

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334972639
ISBN 10 : 4334972632
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1970
Japan

Content Description

昨年亡くなった三浦綾子氏の生涯は、常に死を意識した生き方だった。彼女が抱いていた死への恐怖、生き方、死支度、妻に詫びなければないことを夫が語る。

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Midori Nozawa

    再読できました。70代は私にとって読書に最適です。本書は三浦綾子さんの人生を夫君の光世氏が解説されています。光世氏の人生も記され、子ども時代の貧しさ、祖父母に育てられたこと、北海道開拓者の子として、その後父は東京に出て市電の運転手にもなったこと。徴兵検査では丙種合格が嬉しかった。合格は合格だから。お国のために神である天皇のために命を捧げることに何の疑問もなかった。綾子さんは教師として戦争賛美の間違った教育をした罰として脊椎カリエスになったと自らに告げる暗い日々に前川正(幼友達)からキリスト教を教えられた。

  • Midori Nozawa

    まる2日で読了しました。私の愛読作家三浦綾子氏についてご主人の光世氏の本。綾子氏はパーキンソン病が進み、体力がほとんどなくなった頃、「死ぬという大切な仕事」が残っていると言われたという。本書では死というものを深く掘り下げて書かれている。とても読みやすい本だった。私の綾子さんと同様子どもの頃から死に関心があった。感情表現が大きく、私は似ていると今回も感じた。疲れた時など、ついつい三浦綾子の本を手にとって読みふけっている。三浦さん夫妻はイエスとい存在を多くの人に知らせてくれた人たちだと思う。

  • 禅・しんじ

    図書館本。三浦綾子さんがパーキンソン病にて死ぬ時の逸話を回想している。追悼本。「耳の中に流れし泪を拭いつつ又新たなる泪溢れ来つ」(三浦綾子作)。介護になってしまい、お世話を施して感謝する夫婦の姿が目に浮かびました。

  • Hidekazu Tanaka

    面白かったです!!

  • Midori Nozawa

    三浦綾子さんは脊椎カリエスという病気で何年もギブスベッドでの入院生活をされ、退院後に氷点などの名作を残しています。重い病にかかっても、祈りをもって病を乗り越える姿に励まされました。大腸がんや帯状疱疹など次々に患われ、粉ミルク療法なるものもされ、それでも口述筆記で次々に本を発表。最近親しい方のお父様が亡くなりました。肉体は無くなっても、生きている人以上に大きなものを残す死というものを、この本から、そして身近な人の死から教えられます。

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