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ヴァレリーにおける詩と芸術

三浦信孝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801003583
ISBN 10 : 4801003583
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

作品よりも作品を作る精神の機能を探求しつづけたポール・ヴァレリー。明晰な批評意識をもつがゆえに“ヨーロッパ最高の知性”と呼ばれた詩人は近年、知性と感性の相克に懊悩するその実像が明らかになっている。本書では、ヴァレリーの肖像に迫る第1部にはじまり、“他者とエロス”の問題に肉薄する第2部、そして第3部〜第5部では芸術論の三つの諸相(絵画、音楽、メディウム)に焦点をあて、新たな読解の道筋を切り開く。

目次 : 1 ヴァレリーとは誰か(ポール・ヴァレリー、ある伝記的冒険/ ヴァレリーにおける“精神”の意味 ほか)/ 2 詩とエロス―他者という源泉(ヴァレリーとブルトン―思考のエロス/ ヴァレリーにおける他者関係の希求と「不可能な文字」 ほか)/ 3 ヴァレリーの芸術論―絵画と経済学(ヴァレリーと二〇世紀初頭の芸術家/ 大芸術家の肖像―ダ・ヴィンチからドガへ ほか)/ 4 ヴァレリーと音楽―声とリズム(“声”の詩学―芸術照応の源泉としての/ リズムと吃音―「異質な機能作用」に出会う体 ほか)/ 5 ヴァレリーとメディウム(ヴァレリーと広告/ “絶対的なもの”のミメーシス―ヴァレリーを読むアドルノ ほか)

【著者紹介】
三浦信孝 : 1945年生まれ。日仏会館副理事長、中央大学名誉教授(フランス文学・思想)

塚本昌則 : 1959年生まれ。東京大学教授(フランス近現代文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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