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凶宅 角川ホラー文庫

三津田信三

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041056110
ISBN 10 : 404105611X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan

Content Description

山の中腹に建つ家に引っ越してきた、小学4年生の日比乃翔太。周りの家がどれも未完成でうち棄てられていることに厭な感覚を抱くと、暮らし始めて数日後、幼い妹が妙なことを口にする。この山に棲んでいるモノが、部屋に来たというのだ。それ以降、翔太は家の中で真っ黒な影を目撃するようになる。怪異から逃れるため、過去になにが起きたかを調べ始めた翔太は、前の住人の残した忌まわしい日記を見つけ―。“最凶”の家ホラー。

【著者紹介】
三津田信三 : 奈良県出身。編集者をへて、2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。10年、『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    久しぶりに三津田さんの家に関するホラーを読みましたが、子供が主人公で今まで読んだものとは若干イメージが異なりました。ただ舞台は奈良県というのがいくつか読んだ本を思い出してこのようなことも起こるイメージというのが定着している気がしました。家族が犠牲になってしまって読後の感じはあまりよくないのですがそれなりに楽しめた気はします。

  • yukision

    シリーズ2作目。今回も引っ越し先の家で次々と怪異が起きる。何しろその家自体,周囲の家がどれも途中で建築中止された,人けのない山の中腹に建っている。恐怖を共有し,一緒に戦ってくれる友人が出来たのは良かったが,結末は可哀想。とはいえ一作目の方が怖さは上か。

  • キナコ

    三津田先生の家シリーズ。事故物件でもないのに見える黒い影。妹に会いに来る山に住む人。近隣の人々の距離感…全てがストーリが後半に進むにつれて一気に繋がっていく様は気持ちがいいくらい。またこの作者の言葉遊びの楽しさが魅力的。時間差で襲ってくる恐怖も良かった。ホラーは理由が判明しているのいいが、理不尽系も、ホラーの醍醐味だよなぁ…またこの作者の作品を読み進めていこう。

  • 坂城 弥生

    家三部作の第2作。怖い…

  • たか

    めっちゃ良かった。想定してない展開でドキドキしながら読めた。最後の一文で怖さ倍増。三津田さんの作品はほんま好き。

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