森田芳光全映画

三沢和子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784898155455
ISBN 10 : 4898155456
フォーマット
出版社
発行年月
2021年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
568p;26

内容詳細

2021年晩夏、発売!

「一貫性のある自己変革」を繰り返した稀代の映画監督・森田芳光。
その全キャリアを一望する。

◎ 宇多丸(ライムスター)さんと三沢和子さんによる、全作解説トークショウを大幅加筆修正して掲載
・ 18年冬、東京は池袋・新文芸坐で行われた「森田芳光全作上映会」に伴う、三沢さんと宇多丸さんの連続トークショウ全27回をすべて収録しました。
・ 宇多丸さんは、日本のヒップホップ黎明期から活躍するラップグループ・RHYMESTERのMCです。無類の映画好きであり、自身のラジオ番組で長年展開してきた映画評は、抜群の信頼度を誇っています。13歳のとき、「の・ようなもの」を観て以来、約40年の森田ビッグファンです。
・ 三沢さんは、森田夫人であり、最初期から森田監督に伴走した映画プロデューサーです。
・ トークショウは宇多丸さんの綿密な下調べと、三沢さんの貴重な証言が掛け合わされた、超濃厚な内容。のちに加筆修正され「キネマ旬報」で連載、読者賞を受賞しています。これをさらに加筆修正。唯一無二の「森田芳光研究」であり、70年代から00年代の日本映画界を概観する超一級資料です。

◎ 超豪華書き下ろし原稿 + インタビュー等収録
・ 50人超が参加。
・ 森田監督と同時代にデビューした映画監督たち/森田作品に欠かすことのできない俳優たち/森田組を支えたスタッフたち/後輩監督たち/森田監督の遺伝子を別の領域で受け継ぐクリエイターたち……各界の第一線で活躍する面々が、それぞれに思い入れのある森田作品について、あるいは森田監督の現場での(プライベートでの)姿について、原稿を書き下ろし、またはインタビューに答えています。

〈参加者〉
相田冬二 / 會田望 / 秋元一孝 /
芦澤明子 / 荒木啓子 / 晏妮 /
伊賀大介 / 石井裕也 / 石川慶 /
石飛徳樹 / 伊藤進一 / 岩井俊二 /
柄本佑 / 太田光 / 大根仁 /
大森一樹 / 大森寿美男 / 沖田修一 /
織田裕二 / 恩田泰子 / 川島章正 /
川本三郎 / 北川景子 / 宮藤官九郎 /
小林薫 / 最果タヒ / 阪本順治 /
篠原哲雄 / 鈴木京香 / 鈴木亮平 /
高田文夫 / 竹内伸治 / 筒井ともみ /
豊川悦司 / 中井圭 / 仲村トオル /
西川美和 / 根岸吉太郎 / 日比野幸子 /
細田守 / 前野裕一 / 松山ケンイチ /
美村里江 / 本木雅弘 / 桃井かおり /
矢田庸一郎 / 山下敦弘 / 山本匠晃 /
行定勲 / 横山雄二 / 吉岡芳子 /
吉田大八 / 吉本ばなな
(敬称略・五十音順)

◎ 仕様
・作品スチール100枚超収録
・B5版・並製・568ページ

・装画:本秀康
・カバーデザイン:大島依提亜
・ブックデザイン:宮川隆


《著者情報》
宇多丸(ウタマル)
ラッパー・ラジオパーソナリティ。
1969年東京都生まれ。日本でヒップホップが一般的に認知されるはるか前の89年、早稲田大学在学中にMummy-Dと出会いヒップホップ・グループ「RHYMESTER(ライムスター)」を結成。ジャパニーズ・ヒップホップシーンを開拓/牽引し、結成30年をこえた現在も、TOPアーティストとして驚異的な活躍を続けている。また2007年にTBSラジオで『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』が始まると、09年に「ギャラクシー賞」ラジオ部門DJパーソナリティ賞を受賞するなど、ラジオパーソナリティとしても活躍。番組内の映画批評コーナーなどが人気を博す。18年4月からは、同局で月〜金曜日18〜21時の生放送ワイド番組『アフター6ジャンクション』でメインパーソナリティをつとめている。

三沢 和子(ミサワ カズコ)
プロデューサー。
1951年東京都生まれ。東京教育大学付属高校卒。早稲田大学在学中よりジャズピアニストとして活動するかたわら、森田芳光と出会い、1977年「水蒸気急行」の宣伝、78年「ライブイン茅ヶ崎」の製作補佐をするなどその活動に帯同。81年、「の・ようなもの」製作時にニューズ・コーポレイションを森田とともに設立した。主なプロデュース作品に「キッチン」(1989)「(ハル)」(1996)「39 刑法第三十九条」(1999)「阿修羅のごとく」(2003)「間宮兄弟」(2006)「僕達急行 A列車で行こう」(2011、以上森田芳光)「永遠の1/2」(1987、根岸吉太郎)「免許がない!」(1994、明石知幸)「バカヤロー!」シリーズ、「夜逃げ屋本舗」シリーズ(1992/93/95、原隆仁)など多数。

【著者紹介】
宇多丸 : ラッパー・ラジオパーソナリティ。1969年東京都生まれ。日本でヒップホップが一般的に認知されるはるか前の89年、早稲田大学在学中にMummy‐Dと出会いヒップホップ・グループ「RHYMESTER(ライムスター)」を結成。ジャパニーズ・ヒップホップシーンを開拓/牽引し、結成30年をこえた現在も、TOPアーティストとして驚異的な活躍を続けている。また2007年にTBSラジオで『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』が始まると、09年に「ギャラクシー賞」ラジオ部門DJパーソナリティ賞を受賞するなど、ラジオパーソナリティとしても活躍。番組内の映画批評コーナーなどが人気を博す。18年4月からは、同局で月〜金曜日18〜21時の生放送ワイド番組『アフター6ジャンクション』でメインパーソナリティをつとめている

三沢和子 : プロデューサー。1951年東京都生まれ。東京教育大学付属高校卒。早稲田大学在学中よりジャズピアニストとして活動するかたわら、森田芳光と出会い、1977年「水蒸気急行」の宣伝、78年「ライブイン茅ヶ崎」の製作補佐をするなどその活動に帯同。81年、「の・ようなもの」製作時にニューズ・コーポレイションを森田とともに設立した。プロデュース作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ポルポ・ウィズ・バナナ さん

    資料的価値は勿論のこと、とにかく森田監督のフィルモグラフィがドラマチックで面白すぎる。適切な意見ではないかもしれないが、監督の最後の作品が『僕達急行』じゃなかったとしてもドラマは成り立つ。常に変化している。しかし一般筋が通っている。と、同時になんとも言えん行間がある。BOXセットに『そろばんずく』が収められなかったのは残念だが、しかし、その欠損があるのもまた森田監督らしいような気がする。まさしく全作品集「の・ようなもの」なのだ。あとは各人補填しましょう。

  • まさやん80 さん

    森田マニアの宇多丸が、森田映画の伴走者である三沢和子さんと森田映画の一本一本について語り尽くすという夢のような企画。とにかく、森田映画の隅々まで熟知する宇多丸がホストだから、エッと思うような指摘があり、またそれに応える三沢さんの森田監督や森田映画のエピソードがすごい。 森田芳光の映画は、かなりの確率で良作ではあるが、一方で凡作も少なくはない。しかし、その凡作も、この本ではまた違った視点が提供されており、再度見てみたという気にさせる。森田映画を語る上で欠かせない本となった。

  • レンコン餅 さん

    一度見た作品も多いけれど、もう一度確認したくなる位、森田芳光の仕掛けや作り方の工夫を実感する分厚い一冊。森田組出演者から後輩映画監督に、評論家に原作者まで幅広い人たちの文章が読めるだけでもお得感いっぱい。宇多丸さんと三沢さんのトークショーの盛り上がりも伝わってくる。ブルーレイ発売まで楽しみ

  • コマンドー者 さん

    でかい、重い、高いの森田監督の全作品解説集。宇多丸によるトークセッションの書籍化なので、大ボリュームだが、読みやすく、適格に作品ごとの魅力が伝わる。

  • hanuta さん

    各作品を再見しながら読むと実に楽しい。語られることの多い『の・ようなもの』から『家族ゲーム』『それから』『メイン・テーマ』あたりに加えて、『キッチン』以降の作品にもしっかりページが割かれている。『失楽園』『黒い家』を見返したくなった。とても丁寧に作られた価値ある一冊▼ところで2023年現在『そろばんずく』を見る方法はないのか?

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品