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いつまでも経済がわからない日本人 「借金大国」というウソに騙されるな

Takaaki Mitsuhashi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198629717
ISBN 10 : 4198629714
Format
Books
Release Date
June/2010
Japan

Content Description

日本経済は本当に破綻寸前なのか。気鋭の経済評論家が、巷間で言われる「経済」の妄説を数々の経済指標から鋭く暴き出し、真実の世界経済、日本経済の実力を明らかにしつつ、日本経済復活の道を示す。

【著者紹介】
三橋貴明 : 1969年生まれ。作家、経済評論家。東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業などに勤務した後、2005年に中小企業診断士となる。企業の財務分析に基づく提案型コンサルティングを推進するかたわら、国民経済計算、国際収支などの国家の経済指標に財務分析の手法を応用、各国の経済分析を行う。執筆活動や講演活動のほか、経営診断、IT化支援などを幅広く手がける。インターネットでカリスマ的な人気を誇り、本人のブログ「新世紀のビッグブラザーへ」の1日のアクセスユーザー数は4万人を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えっくん

    ★★★★☆図書館本。多額の債務を抱え、デフレにあえぐ日本経済再建策について解説。著者によると借金が問題ではなく、資金需要がないのが問題であるとのこと。支出削減や規制緩和、増税はインフレ時に行うべきであり日本は真逆の施策を行ったことがデフレに拍車をかけてしまったようです。多額の国債発行による財政破綻でハイパーインフレが懸念されるという経済評論家の解説を過去に何度か聞いてその通りだと信じていたのですが、現状ではありえないことだと一蹴されています。私もタイトルどおり「経済がわからない日本人」と反省です。

  • Dramaticseimei

    デフレ脱却のために何をしたらいいのかをこんなにわかりやすく記載をしてくれているのにこの著作の15年前から何も変わっていないというのはどういうことなんだろう。自分の無知さを恥じる期間が明確になってしまった。改めて読むと学校の教科書は正しいことを教えてくれているのだなと感心させられる。にも関わらず現実世界と結びつけられないのは何と情けないことか…。経済政治は密接に結びつき、それを子供の頃から興味を持たせられるよう語らないと国民全体の教養は本当にどんどん下がるというのを思い知らされる。もっと勉強しなければ

  • annie

    デフレギャップの解消方法を力説している。この人の本は他の本でも似たようなこと言ってた気がする。ストックやフロー、バランスシートの話なんかね。その辺は正論だと思う、マスコミなんかは負債だけ取り上げてギリシャみたいに財政破綻だーと騒ぐけど、その数字だけ見てもだめなんだよね。

  • 伊達男

    日本経済の現状が良く分かる本です。インフレ時にやるべき経済政策と、デフレ時にやる政策とでは違いがあり、どちらか片方が正しい訳ではないということが良く理解できました。

  • YUYU

    日本政府の負債の性質についてギリシャと比べながら分かりやすく書かれている。ストック上での負債拡大は、現在デフレ下にある日本にとって決して間違っているもではなく、財政再建のために良いと考えられている緊縮財政こそが間違いなのである。民間の資金需要がない中で、GDPを成長させる要素は公的固定資本形成拡大しか道はないと本当に思う。

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