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ISBN 10 : 4906791549
Content Description
女性僧侶にして産業カウンセラーの著者が、死と生が交錯する風景に立って考える…なぜ、死は恐怖の対象なのか。恐山、伏見稲荷、モンゴル草原で聞いた、死の調べ。死とは生者を映し出す鏡、「死」のイメージとは生者が産んだ妄想だった。
目次 : 序章 死者と生者の交差点/ 黄の章 恐山―死者とともに生きる(死の衝動にひそむもの/ 死者とつながり、生者がよみがえる)/ 赤の章 伏見稲荷―過去を赦す毒(狐の宴会と太い光の氾濫/ 天翔るダーキニー(荼枳尼天)/ 密教―生と死の宇宙図)/ 青の章 モンゴル草原―あるがままの生と死(いのちと交わる/ 処分されるいのち/ はるかなるモンゴル/ ホンゴル・モリ/ あるがままの生と死)/ 終章 いのちの操作場
【著者紹介】
三橋尚伸 : 真宗大谷派僧侶・産業カウンセラー。1949年東京生まれ。1988年東京大谷専修学院修了。真宗大谷派にて得度。心身の病に苦しむ人びととの長年の交流を通じて、企業、官公庁、医療界、仏教界などで講演、研修を行うとともに、僧侶カウンセラーとして医療現場にもかかわる。メンタルレスキュー協会会員、医療リスク・マネージャー、日本カウンセリング学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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