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「起訴と不起訴って何が違うの?」という人のための 社会ニュースがよくわかる本

三枝玄太郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492396759
ISBN 10 : 4492396756
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「犯人は容疑をほのめかす供述をしています」―正しい意味を言えますか?これ1冊で事件報道の見方が変わります。

目次 : 第1章 逮捕ってそもそも何なの?/ 第2章 取調室では何が起きているのか?/ 第3章 「命に別条はない」と「意識あり」はどう違う?/ 第4章 火事や失踪ほど難しい事件はない/ 第5章 「超」踊る大捜査線―現実は刑事ドラマより奇なり!?/ 第6章 事件ニュースが「ぼやけて」きている?/ 第7章 「夜討ち朝駆け」は風前の灯火か?/ 第8章 大新聞で事件記事が減っている?/ 第9章 それでも事件記者は走る

【著者紹介】
三枝玄太郎 : 1967年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1991年、産経新聞社入社。静岡支局、東京社会部(警視庁、国税庁、国土交通省などを担当)、大阪社会部(大阪国税局担当)、東北総局次長などを経て、2019年退社。WEB編集チームとしてネット記事制作の専門部署にも在籍した。現在はYouTube「三枝玄太郎チャンネル」で日々のニュースの解説動画を配信。インターネット番組「文化人放送局」レギュラー出演中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    著者は元産経新聞記者。豊富な取材経験に基づき、具体的な事件を例にしながら、事件現場、報道現場、警察の内部などが紹介されている。「これを読めば、ニュースが面白くてたまらなくなる」との宣伝文だが、ちっとも心が弾まない。それは、「三度のメシより事件が好き」という著者に共感できないからだろう。事件報道は、加害者・被害者のプライバシーに踏み込み、新たな不幸を増幅する。夜討ち朝駆けや警察とメディアとの癒着などの思い出を嬉々として語る姿勢に、違和感を覚える。事件って、そんなに楽しいか。人の不幸が、そんなに面白いか。

  • kinkin

    三度のメシより事件が好きな元新聞記者の著者が書いた事件報道の裏側。というタイトルが興味をひいて読んだ。三度のメシより事件が大好きな方、こういう表現は事件オタクと書いたのとそう変わらないと感じた。事件報道というのは、記者と警察の持ちつ持たれつである程度成り立っているのではないか。スクープ記事も大事だが、被害者報道が酷いのがマスコミだと思っている。記者や事件の内情はわかりやすく書かれていたが、スッキリしない読後感が残った、図書館本n

  • ma-bo

    元新聞記者の著者が、事件報道の見方(処分保留で釈放とは。最逮捕、追送検、追起訴の違い。容疑をほのめかす供述とは?被害者と連絡が取れないの意味、告訴と告発の違い等)と、自身が体験した昔話、取材秘話。

  • Isamash

    元産経新聞記者の三枝玄太郎2024年発行著書。ユーチュービ発信で知った三枝氏の著作。正直、文章上手くないなと思ったが、地方警察の取材体験が主に書かれていてそれなりに面白く読めた。静岡県警が大阪警察に舐められて怒った経験など、本当にこういうことがあるんだということと、こういう際には取材先と気持ちが一体化してしまうことを再認識。記者の捜査開始日のスクープへの熱意には、白けてしまった。最後の、ひき逃げされた息子の母親からの呼びかけに応じそれを記事にして答えた江刺正嘉・毎日新聞記者のエピソードには少々ジンと来た。

  • 被害者について実名報道することの意味は理解できた。大衆が事件を自分ごとと捉えるには被害者の情報をできる限り具体的に提供するのが有効。ただ読者の違和感は、時代が下るにつれて(デジタルタトゥー問題含めて)加害者報道が限定的になっていく中で、被害者の情報をなぜことさらに報道するのかというアンバランスさにあるのではないかとも思うのだった。

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