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シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫紺の楽園 角川ビーンズ文庫

三川みり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041138502
ISBN 10 : 4041138507
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

手紙の送り主と思われる男“ギルバート”を捕まえたアンたち。ところが男は記憶喪失な上、彼が本当にアンの父なのか知るべく旅立った途端、アンが攫われてしまう!―連れ去られた先は、人と妖精が共生する美しい楽園。ここでシャルやミスリルと暮らし、楽園を維持するための砂糖菓子を作って欲しいと頼まれ戸惑うアン。だがシャルは楽園自体を怪しんでいて…?銀砂糖師の少女と妖精が紡ぐ心に染みるファンタジー!

【著者紹介】
三川みり : 9月28日生まれ。第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞。『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まぁ

    生きるためには自分の意思をもって考えなければいけない、というのが最初から通してのこの物語のテーマなのかもしれません。なんというか誰かへの依存は愚かだけど、憎むことでもない、なぜなら当たり前だからっていう考え方が、だからこそ依存しないで自分で考えることが尊いんだという反語のようでした。ギルバートさんは本当に父親なのかと驚き。

  • 色素薄い系

    前回で謎だった人や妖精は今回でほとんど謎が解けたので次回以降記憶探しでどんな事件に巻き込まれる事になるのか。セラの「人間が妖精を使役するなら妖精が人間を使役してもいいじゃない」という考え方は間違いなく人間がもたらしてしまった考え方なのでまだまだ共存する世界は遠そうです(妖精は隣人の考え方が浸透するにはまだ全然時が経過していないから当たり前なんだけど)。シリアス展開の中でも安定のミスリルの騒がしさが癒やしですね。かつての仲間が再登場するのを楽しみにしたい。

  • 輝夜

    アンの父親【ギルバート】は本当に生きていた。記憶喪失になっていても、妖精と対等であろうとする姿はやっぱりアンの父親なんだよね。セラとリラの楽園の真実も切なかった。いつか、妖精と人間信じ合い、共存していける世界にどうかなっていけますように。 アンとシャルのいちゃつきが若干少な目だったので、次巻ではぜひもっとお互いを恥ずかしがらせてください!笑

  • シュウ

    本当に父親だったのか。とは言え、まだまだ残っている謎もある。未来よりも今をどうすればと思う心は人も妖精も同じなのかも。

  • いりあ

    三川みりによる「シュガーアップル・フェアリーテイル」の第19巻。2023年にTVアニメが放送されました。本巻は謎の行動をとるギルバートや妖精の楽園を巡る問題を解決するお話です。アンやシャルは夫婦になり新しい関係の形を模索していますが、ミスリルは変わらないです。彼が登場することで物語がどんなにシリアスになっていても和みます。今回もアンの砂糖菓子に対する姿勢や願いによって物事が進展します。人と妖精の在り方を改めて考えさせられるお話でした。そして、アンの父親ギルバートの過去を調べるために新たな旅に。

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