人工知能のための哲学塾 未来社会篇 響きあう社会、他者、自己

三宅陽一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784802511858
ISBN 10 : 480251185X
フォーマット
発行年月
2020年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
大山匠 ,  
追加情報
:
452p;22

内容詳細

人工知能の新たな地平を描く。『人工知能のための哲学塾』『人工知能のための哲学塾東洋哲学篇』に続く、第三弾。

目次 : イントロダクション/ 第1部 視点“人工知能から哲学へ”哲学を足場に人工知能を築く(結びあう人と人工知能の心/ 社会的自我を持つ人工知能の社会/ 世代を超えて作り出す人工知能文化/ 自己変革を促す人工知能の愛/ 揺れ動く人工知能による幸福の探求)/ 第2部 視点“哲学から人工知能へ”人工知能を哲学から思考する(循環する理解とコミュニケーション/ 響きあう社会と自己/ 文化の記述とアルゴリズム/ 愛のモデルと、その語りがたさ/ 幸福と計算、そして自由)

【著者紹介】
三宅陽一郎 : ゲームAI開発者。京都大学で数学を専攻、大阪大学大学院理学研究科物理学修士課程、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て、人工知能研究の道へ。ゲームAI開発者としてデジタルゲームにおける人工知能技術の発展に従事。立教大学特任教授、九州大学客員教授、東京大学客員研究員。国際ゲーム開発者協会日本ゲームAI専門部会チェア、日本デジタルゲーム学会理事、芸術科学会理事、人工知能学会編集委員

大山匠 : 1990年生まれ。立教大学兼任講師。上智大学大学院哲学研究科博士前期課程卒。哲学(現象学、心の哲学など)を主な専門とし、広くテクノロジーに関する現代的問題を取り上げた授業や講演を担当。また、機械学習エンジニア、コンサルタントとして民間企業を数社経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Pustota さん

    哲学塾第三弾。知能について掘り下げた二冊から、社会の中での関わり方へと視野が大きく広がり、一番読み応えがあった。著者も違う領域の二人が同じテーマについてそれぞれ考えを語る形式で、互いに補い合っているようで面白かった。文化、愛、幸福など抽象的で捉えがたいテーマが多かったが、その捉えがたさを大切にしていくべきだとも思える。人が全て設計したり勝手に暴走したりするのではなく、人と関わって育っていく人工知能のビジョンが垣間見えて刺激的だった。

  • miura さん

    人工知能にとって幸福とは?というのはすごく哲学的な問いだなと感じる。少し集中できなかったこともあり難しく感じた。

  • 鴨長石 さん

    人工知能の社会・文化・愛・幸福などについて、人工知能の側からと人間の哲学の側から考えるという二部構成。人工知能側担当の三宅はまず「愛」「幸福」などを定義してAIに実装可能か、という観点で議論を進めていくが、その定義があまりにも無邪気というかシンプルすぎて、人類が築いているものとはかけ離れているような印象を受ける。哲学側担当の2部を読むとその印象はさらに深まり、そもそもこれらの概念にうついて今まで人類はさんざん議論をしてきて未だに結論など出そうにないのだし、AIへの「実装」の道のりはまだまだ険しいだろう。

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