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フラクタル造形

三井秀樹(1942-)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784306052253
ISBN 10 : 4306052257
Format
Books
Publisher
Release Date
September/1996
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roughfractus02

    建築は造形の一部分であり、造形は概念の定量化によって形を成す。工業社会を背景に大量生産されるモダニズム建築は、ユークリッド幾何学によって定量化を目指し鉄鋼材とコンクリートで機能性を押し出した。逆に言えば近代以前に装飾で多用された非ユークリッド的な不均衡さや曲線は定量化できなかったのである。本書は、概念と定量化をキーにモダニズム建築のトップダウン的構築主義から脱構築主義に向かう中で、ブノワ・マンデルブロが開拓したフラクタル幾何学が非ユークリッド的な曲線や不均衡を造形に再登場させ、建築の舞台で花開く様を辿る。

  • TAKAMI

    フラクタルの原理が解き明かされたことがあらゆる造形や芸術表現にとってのパラダイムだったということをわかりやすく説明する本。大学生にはおススメですな。しかし建築なんかの水平垂直の美、ユークリッド幾何の美と今の時代や日本の美が違うのはわかったけど、「ゆらぎ」という抽象的だけどイメージしやすい言葉を使いすぎじゃないのか、、と思った。フラクタルとゆらぎって関係しててもイコールじゃないでしょ?免震構造とフラクタル関係あんの?とか読んでて感じた。あとデコンも意味はなんとなくわかるけどポストモダンはわからない。

  • powe

    1次元でも2次元でも3次元でもない、フラクタル次元。(コッホ曲線なら1.2618次元、シェルピンスキーのガスケットなら1.54849次元となる)規則性がつかみにくいような形(葉脈や稲妻や地割れ等)が実はある規則性がある。 フィボナッチ数や黄金比等馴染みのあるものもでてきて、わかりやすい。建築の専門家ではない著者だが、建築やっている人にも充分楽しめる。

  • Masashi Hirai

    フラクタルという概念の歴史、性質の基本的な理解ができる。さらに建築の歴史上にフラクタルを持ってくることで、今後の造形の可能性を示しているのではないか。

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