闇市の帝王 王長徳と封印された「戦後」

七尾和晃

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794215567
ISBN 10 : 4794215568
フォーマット
出版社
発行年月
2007年01月
日本
追加情報
:
20cm,246p

内容詳細

終戦直後、莫大な現金と戦勝国民としての特権を武器に、東京の一等地を次々と手中にしていった王長徳。闇市を手始めに多彩な事業を手掛け、「東京租界の帝王」と呼ばれた男の壮絶な生涯を、本人の回想を交えて描く。

【著者紹介】
七尾和晃 : 石川県金沢市出身。ルポライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Willie the Wildcat さん

    混乱の時代。その象徴の1つが「闇市」。”生きること”が命題の時代。特攻帰りのツワモノと共に、時代を成した王長徳氏。結局本著でも踏み込んだ記載がないのが残念。ただし、その人脈と人柄を表す逸話は満載。印象深いのは、師とも仰いだ弁護士宅への”下部温泉”の搬送。「民法162条」。戦後のどさくさがあっての現在、という点も否定できない。氏自身は満足された人生かもしれないが、時代からは寂しさを感じざるを得ない・・・。

  • 澤田彰二 さん

    王長徳氏の人柄関するエピソードは、いろいろ楽しめたが、どうやって複数の闇市を作り上げたのかという経済面のエピソードはあまりつっこんだ記述が無かった。経済面のエピソードを読みたかっただけに残念。

  • bookcustomer さん

    内地が焼け野原でその混乱時期にその氏名から中国人と思われるが、都心の不動産を買い漁り、儲けた話ですが、10年又は20年間、平穏、公開でその土地を占有した場合はその占有者がその所有者になり得るそうで、日本が大東亜共栄圏で敗けて満洲からやその他から日本人が戻ってくる訳ですが、健常者が軍に駆り出されて内地が老人と女子供しかいなく、中国やソ連がその内地まで攻め込まなかったが、健常者の朝鮮人が内地で奴隷労働をさせられてたが、朝鮮進駐軍も結成され、ネットに小沢一郎の父がその当時の闇市で戸籍謄本を買ったの1行記事があり

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七尾和晃

記録作家。人は時代の中でどのように生き、どこへ向かうのか―。「無名の人間たちこそが歴史を創る」をテーマに、「訊くのではなく聞こえる瞬間を待つ」姿勢で、市井に生きる人々と現場に密着し、時代とともに消えゆく記憶を踏査した作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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