Product Details
ISBN 10 : 4774160040
Content Description
パソコンが外部から操られ、痕跡は残らない。何が証拠なのかは教えてもらえない。勾留延長、家族の懐柔で自白を促す。裁判になれば、99パーセント以上が有罪に。家族の情報はネットでさらされ、瞬く間に拡散していく。罪を認めず争えば、本人もまわりもつらいだけ―パソコン遠隔操作事件を題材にした、あなたにも降りかかりうる災厄の物語。
目次 : プロローグ 全国中に「犯罪者の息子」として知られた六月二十五日/ 第1章 だれも教えてくれなかった冤罪の仕組み/ 第2章 「人様に迷惑をかけてはいけない」か、「迷惑をかけ合うのが人間」か/ 第3章 遠隔操作マルウェアが見つかっても、無実に決め手にはならない/ 第4章 情報は知らないうちに“取引”されている/ 第5章 なぜ、犯人を捕まえられないのか/ 第6章 デマに踊らされる人々/ 第7章 逆襲の方法/ 第8章 「正義」はどのようにあるべきか/ 第9章 ゲームオーバー/ エピローグ それぞれの正義
【著者紹介】
一田和樹 : 東京生まれ。コンサルタント会社社長、プロバイダ常務取締役などを歴任後、日本初のサイバーセキュリティ情報サービスを開始。2010年に第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作『檻の中の少女』で作家デビュー。おもにコンピュータセキュリティをテーマとしたミステリ小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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えちぜんや よーた
読了日:2013/12/03
らむり
読了日:2013/12/01
HaruNii
読了日:2019/09/07
ganesh(ガネーシャ )
読了日:2019/05/27
ひとまろ
読了日:2016/02/05
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