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もしも遠隔操作で家族が犯罪者に仕立てられたら

一田和樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774160047
ISBN 10 : 4774160040
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2013
Japan

Content Description

パソコンが外部から操られ、痕跡は残らない。何が証拠なのかは教えてもらえない。勾留延長、家族の懐柔で自白を促す。裁判になれば、99パーセント以上が有罪に。家族の情報はネットでさらされ、瞬く間に拡散していく。罪を認めず争えば、本人もまわりもつらいだけ―パソコン遠隔操作事件を題材にした、あなたにも降りかかりうる災厄の物語。

目次 : プロローグ 全国中に「犯罪者の息子」として知られた六月二十五日/ 第1章 だれも教えてくれなかった冤罪の仕組み/ 第2章 「人様に迷惑をかけてはいけない」か、「迷惑をかけ合うのが人間」か/ 第3章 遠隔操作マルウェアが見つかっても、無実に決め手にはならない/ 第4章 情報は知らないうちに“取引”されている/ 第5章 なぜ、犯人を捕まえられないのか/ 第6章 デマに踊らされる人々/ 第7章 逆襲の方法/ 第8章 「正義」はどのようにあるべきか/ 第9章 ゲームオーバー/ エピローグ それぞれの正義

【著者紹介】
一田和樹 : 東京生まれ。コンサルタント会社社長、プロバイダ常務取締役などを歴任後、日本初のサイバーセキュリティ情報サービスを開始。2010年に第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作『檻の中の少女』で作家デビュー。おもにコンピュータセキュリティをテーマとしたミステリ小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えちぜんや よーた

    Web上で「北斗の拳」状態。読んでいて背筋が凍る。「facebook使ってなかったら大丈夫」とか「twitterのアカウント持ってなかったら関係ない」とかいう認識をはるかに超えてる。被害者(とその予備軍)は、加害者からだけでなく、司法対策もしなければならない。単に技術的対策(マルウェア対策)をすれば良いのではなく、法律面、コスト面からも考えて、三者のバランスが取れる見つける必要があると思う。ただ「ケンシロウ」のような人(または団体)が現れるかどうかは分からんが…。

  • らむり

    インターネットの世界は恐いなぁ。サイバー犯罪捜査の未熟さを被疑者への拷問でカバーしようとする警察はもっと恐いし。。

  • HaruNii

    ある日父親が、ネットのサイトへの不正侵入により逮捕される。遠隔操作による冤罪を晴らす為に息子が立ち上がる。 実際に自分がこのようなやり方で犯罪者に仕立てられたら、警察の尋問に耐え続けて無実を訴え続けられるのか不安になる。

  • ganesh(ガネーシャ )

    図書館本。一気読みで徹夜。感想は後ほど。

  • ひとまろ

    実際に起きたらほんとに大変。 ありとあやゆる情報がさらされて家族も巻き込まれる。

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