確率の哲学 因果論思考から帰納論理へ

一ノ瀬正樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784627083011
ISBN 10 : 4627083017
フォーマット
出版社
発行年月
2022年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
227p;21

内容詳細

哲学者は「確率」をどう解釈し、論じているのか?「ある会社の採用試験を受けたとき、採用される確率は?」「治安の悪い国へ行ったとき、事件に巻き込まれる確率は?」このような場面を深掘りしながら、確率の哲学的側面を解説します。

目次 : 行為と確率/ 意志決定理論/ 自然科学と確率/ 主観説/ 囚人のジレンマ/ 条件付き確率/ 因果論思考/ 帰納論理へ/ 予測推論/ コルモゴロフの公理系〔ほか〕

【著者紹介】
一ノ瀬正樹 : 現在、東京大学名誉教授。オックスフォード大学名誉フェロウ。武蔵野大学教授。博士(文学)

金子裕介 : 2009年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現在、明治大学兼任講師、武蔵野大学非常勤講師。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 愛楊 さん

    2022年9月出版。カルナップの帰納論理がゴール。帰納論理や確率論理学は非常に心躍るものであったが(男の子ってこういうのが好きなんでしょ?)、状態記述の同型の個数から主観的確率の意味を導く仕方は行動経済学的観点や機械学習・心理学的観点から見ればとてもナイーブなものであるし、記号主義的思考に支配されている印象を受けた。積極的に帰納論理のユーザになろうとする人は少ないのではないか。確率とは主観に他ならないと主張されるが、それは帰納論理が主観的な確率という使用に焦点を当てた理論であるからであり、その逆ではない。

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