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近代日本の徴兵制と社会

一ノ瀬俊也著

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642037648
ISBN 10 : 4642037640
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2004
Japan

Content Description

“普通の人々”が国家のために殺し殺される徴兵制はどう受け入れられたのか。徴兵制維持のサブ・システム=「軍隊教育」と「軍事救護」を分析。戦争自体をも正当化する論理がいかに語られていったのかを解き明かす。

【著者紹介】
一ノ瀬俊也著 : 1971年福岡県に生まれる。1998年九州大学大学院比較社会文化研究科博士後期課程中退。現在、人間文化研究機構国立歴史民俗博物館助手、博士(比較社会文化)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Toska

    徴兵制を支えた諸々のシステムの分析。第一部で軍隊教育、二部・三部では兵士やその遺家族、傷痍軍人に対する支援(「軍事援護」)が取り上げられている。日本軍の新兵教育は、単に軍人としての能力を高めるにとどまらない全人格的な陶冶を目指す、所謂「良兵良民」思想に特色がある。このような教育思想も、結果として悪名高い日本軍の精神主義をもたらす一因となったのではないかと感じた。

  • 金吾

    以前より興味のある題材でしたので、一気に読めると思いきや時間がかかりました。制度について詳しく書いており、特に第一次世界大戦後の陸軍内における議論は面白かったです。

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