Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• よっち

  読了日：2025/01/26

  性格が凶悪に酷くなる「悪態強化」の呪いに掛かった公爵令嬢スフィア。彼女が魔法学院に入学し道化者ケウドと出会う逆転ファンタジー。足を引っ張る道化にしか思えないケウドと、それに辟易するスフィアの前に突如現れた魔王軍の幹部ガードウルフ。そこで圧倒的実力差に命乞いをして道化のように笑われるケウドの秘めた力と正体が明らかにされてゆく展開で、力を得られる条件が厳しく使い勝手も難しい呪縛書に関わってしまった2人の過去が明らかになる中、過去の因縁にも関わるウォンダムと2人が繰り広げる熱い激闘と結末はなかなか良かったです。

• 真白優樹

  読了日：2025/02/14

  性格が凶悪に改変される呪縛を背負った少女が、道化のようにふるまう王子の秘密を知り始まる物語。―――呪縛と呪縛、合わされば生まれる無敵の力。　主人公二人共に癖の強さが溢れる中、丁々発止のやり取りを繰り広げつつ共に戦っていく物語であり、中々の暑さに溢れている物語である。呪縛のせいで素直になれぬ、その想いはどこへ向かうのか。まだまだ敵の脅威は予断を許さぬ中、問題ばかりを抱えた二人は、この世界でどう生きていくのだろうか。戦いの先、呪縛から解放される未来はあるのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。

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