ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)

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SACD 輸入盤

ヴォーン・ウィリアムズ:ウェンロックの断崖で、ブレイクの歌、ウォーロック:シャクシギ、ドーヴ:ジ・エンド パドモア、ブリテン・シンフォニア

ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMU807566
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

マーク・パドモア、イギリスの歌曲を歌う
パドモアの明晰な歌唱が光る!


イギリスの名テノール、マーク・パドモアによるイギリス歌曲集の登場。
 ヴォーン・ウィリアムズは交響曲作曲家として名を残していますが、彼が作曲家として生前の名声を確実なものにしたのは歌曲でした。『ウェンロックの断崖』は、英国で愛されていた詩人ハウスマンの抒情詩集「シロップシャーの若者」に基づくもので、この作品によって彼は世に広く知られることとなります。この詩に作曲したのはヴォーン・ウィリアムズだけではありませんが、優しくも繊細な、それでいてときおり不安な叫びも垣間見られる音楽が魅力です。『ブレイク・ソング』は、オーボエとテノールという珍しい編成の作品。ウィリアム・ブレイクの詩に基づいています。英国の伝統民謡への傾倒が顕著にみられる作風で、オーボエとテノールが奏でるメロディが心に沁みます。
 ジョナサン・ドーヴ[1959-]の『ジ・エンド』は、ブリテン・シンフォニアとウィグモア・ホールの委嘱で書かれた作品。世界初録音です。詩人はマーク・ストランド。弦楽四重奏と、フルート、イングリッシュ・ホルンという珍しい編成で、詩の持つ、死を連想させる静謐で神秘的な世界を巧みに表現しています。
 ピーター・ウォーロック[1894-1930]は評論家としても活躍した人物。ディーリアスの音楽に衝撃を受け、音楽に強い興味をもつようになりました。ジャコビアン時代(17世紀前半)やそれより前のエリザベス朝の時代(16世紀後半から17世紀初頭)の作曲家たちによるリュート・ソングを編曲するなどして、独自のスタイルを築き上げました。短い生涯の間にのこした作品はほぼすべて声とピアノのためのもの。ここに収録された『シャクシギ』は、イェイツの詩に基づくもので、ウォーロックの傑作といわれる作品。7年近くもかけて完成されました。編成は、ウォーロックのものにしては珍しく、テノール、イングリッシュ・ホルン、フルートと弦楽四重奏となっています。1915年に書き始められ第1曲が完成したのち、7年かけて改訂・加筆およびいくつかの曲を削除するなどして、1922年に全5曲の歌曲集(うち1曲は器楽の間奏曲)として完成されました。バルトーク、シェーンベルク、またパーセルなど様々な作曲家たちの影響をみせるこの作品は、あまりに早くに亡くなってしまった、個性的な作曲家ウォーロックのモニュメント的な作品となっています。
 パドモアの明晰にして無駄なもの一切ない歌唱がこのうえなく活きるプログラム。語り手として、作曲者と詩人が織り成す世界を見事に提示しています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
1. ヴォーン・ウィリアムズ:ウェンロックの断崖で (1907)
2. ヴォーン・ウィリアムズ:ブレイクの詩による10の歌 (1957)
3. ドーヴ:ジ・エンド
4. ウォーロック:シャクシギ

 マーク・パドモア(テノール)
 ヒュー・ワトキンス(ピアノ:1)
 ニコラス・ダニエル(オーボエ:2、イングリッシュ・ホルン:3,4)
 エマー・マクドノー(フルート:3,4)
 ブリテン・シンフォニアのメンバー
 ジャクリーヌ・シェーヴ(指揮)

 録音時期:2012年
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

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