カルウォヴィチ、スメタナ、レスピーギ、ドヴォルザーク、ダラピッコラ、ショスタコーヴィチ・・・。大作曲家たちの知られざる秘曲の発掘と録音を次々と手懸けてきたイタリアの熱きマエストロ、ジャナンドレア・ノセダ&BBCフィルハーモニック。快進撃を続ける同コンビのリストの交響詩集Vol.4(CHAN10490)に続く最新盤は、予想を遥かに超えたヴォルフ=フェラーリの管弦楽作品集!
1876年ヴェネツィアに生まれたイタリアとドイツのハーフ、エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリの作品と言えば、思い浮かぶのはやはりオペラ。管弦楽作品では『マドンナの宝石』の間奏曲が知られているぐらいですが、そこに着目したのがノセダ&BBCフィル! BBCフィルハーモニックの首席指揮者、トリノ王立歌劇場(トリノ・テアトロ・レッジョ)の音楽監督を務め、オーケストラ作品とオペラの両方に精通するノセダが、新鮮で斬新なヴォルフ=フェラーリの管弦楽作品を組み立てます。
またシャンドスのプロデューサー、ブライアン・カズンズ大推薦の若きファゴット奏者カレン・ジョーヒガンをソリストに迎えてのファゴット協奏曲も楽しみ。(東京エムプラス)
ヴォルフ=フェラーリ:
・歌劇『マドンナの宝石』からの組曲
・歌劇『四人の田舎者』より前奏曲と間奏曲
・ファゴットと管弦楽のための協奏的組曲ヘ長調Op.16
・歌劇『スザンナの秘密』より序曲と間奏曲
・歌劇『恋する医者』より序曲と間奏曲
・歌劇『イル・カンピエッロ』より間奏曲とリトルネッロ
・歌劇『愚かな女』序曲
カレン・ジョーヒガン(ファゴット)
BBCフィルハーモニック
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)